ハンデのある身だからこそ
今日は協力者のみなさんといつものクロントイに行って来ました。
今回はいつもよりプレゼントの量が多かったせいか子供たちが狂騒状態に近くなり静かになるのにとても時間がかかりました。
ただし自分は彼らが人のいうことが聞けるぐらい静かにしないと決してプレゼントを配りません。
途中で列を乱すなどしてあまりにひどいときは中断することだってあるのです。
実際今日はボランティア中にあまりにも混乱を来たしたため何度か中断させました。
でも自分は彼らの気持ちも分かります。
彼らは決定的に食べられていない。
たとえばここの子供たちの10歳のからだつきは7歳の子供くらいなのです。
そんな子供たちがテーブルの上で山と置かれたお菓子をみて思わず手をだしてしまうのは無理もない。
本当におなかを空かせている。
一方自分はだからと言って彼らに対してお菓子とおもちゃだけを置いて帰るようなことはしません。
自分には哲学があります。
人間は凧と同じです。
向かい風が強ければ強いほど高みにあがれるんです。
人生をもし学校に例えるとしたらまちがいなく幸福よりも不幸のほうがいい教師です。
逆境は耐えようによっては人にやさしさを、信じる力を、そして人間の悲しさを教えるんです。
自分は彼らがそれをわかってくれるまであきらめずスラムに通うつもりです。
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