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2015年01月02日16:16

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旅行記(283:北海道二番手旅行<17>-黄金岬-)

9時少し過ぎに留萌駅に到着した。
まずはこれから乗る沿岸バスの留萌駅前窓口を探す。
駅前交差点か西の方に目を向けると、人が集まっている場所が見受けられた。この場所が駅前窓口のようである。
これから三日間沿岸バスエリアを乗るためにフリー乗車券を買おうと思ったのだが、窓口は9:30からのようでまだ空いていなかった。
このフリーきっぷというのが曲者で、バスの車内では売っておらず窓口で購入しないとならない。
その上"留萌"をもじって"絶景領域・萌えっ子フリーきっぷ"という明らかな萌えキャラフリーきっぷを買う必要がある。
ちなみに今回買うのは"ワイド2日券"である。
このキャラクターは、この後の旅先で嫌が応にも目にする事となるのだが、意外と知っている人は少ない"マニア領域"となる。
沿岸バスサイトも"萌えっ子"キャラが散りばめられており、バス会社のサイトには見えない程である。
http://www.engan-bus.co.jp/index.html
http://www.engan-bus.co.jp/moekko/free_ticket/index.html#04
 
フリーきっぷを買うまで時間があるため、昔行った事がある黄金岬へ足伸ばしてみることにした。
本来ならばバスがあればよいのだが、運悪くタイミングが合わないため歩いて行く事にした。
距離としては2〜3kmで徒歩25分程である。
昔は車に乗せてもらってきたため地形のイメージがなかったのだが、予想外にも一度高台に登ってから下るコースだった。
こんなことならば来るのを止めれば良かったのだが後の祭りである。
ただ歩き続けるのも疲れたため、ずっとナップザックに括り付けれていた登山用ストックを取出し、ポールウォーキングのスタイルで歩くことにした。
明らかに漁港という街には馴染まないスタイルのため、通り過ぎる人たちが視線を反らしていく…。
 
高台から黄金岬へ向かうための下り坂で、ようやく海が見えてきた。
しかし見えたのは台風のうねりで荒れ狂う冬の日本海のような光景であった。
夏の日本海は波は穏やかで、海水浴が行えるような感じなのだが、どうみても冬の海である。
波はテトラポッドを軽々と上回り、波しぶきが道路にまで届いていた。
悲しくもこの波しぶきがかかる道路を歩かなければ黄金岬には着けなかった。
またこの感じを見ると、二日連続で離島フェリーは欠航しているだろう。
 
黄金岬には着いたものの波風が強く、とても長居できそうな感じはない。
また浜辺などもっての外で、海にさらわれる危険まで付いてくる。
写真だけ撮り、早々とこの場を退散することにした。
 
本来の予定では増毛へ行き、途中の羽幌へ行くまでの場所で海を見ながら温泉でくつろぐ行程だったが、西風が酷過ぎるため全ての予定をキャンセルせざるを得なくなった。
そうなると羽幌の宿へチェックインするまでの時間潰しは、"バスの旅"とせざるを得ない。
次の羽幌・幌延・豊富方面へのバスは10:10であり、残り25分である。
今まで歩いてきた速度では間に合わないため、さらにスピードを上げて留萌駅へ戻る必要が生じた。
汗だくになりながら留萌駅前窓口に着いたのはバス出発時刻の5分前、さらにフリーきっぷを窓口で買うと丁度発車時刻となった。
あまりに汗だくなのでペットボトルのお茶を急いで買い、やってきたバスに飛び乗った。
 
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旅行日:2014/08/12(Tue)
写真: JR留萌駅, 黄金岬(波濤の門), "海のふるさと館"裏手階段から日本海
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