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2014年12月25日09:41

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「ゴーン・ガール」

デビッド・フィンチャー監督が、ギリアン・フリンの全米ベストセラー小説を映画化したサスペンス・ミステリーで、アメリカ映画です。
148分と長めですが、飽きさせず、思いがけない展開で楽しめました。

ニューヨークでライターをしていたニックは、美しく知的な完璧な妻エイミーと、今はミズーリ州の片田舎で暮らしていました。結婚5周年の記念日にニックが帰宅すると、エイミーの姿が無く、自宅のキッチンから大量の血痕が発見されます。
大勢のボランティアも捜索に参加しますが、次第に夫は妻殺害の疑いで、警察やマスコミに追い詰められていきます。
暴かれていく夫婦の隠された素顔・・・。

原作にはあったそうですが、社会的な背景は希薄で、ラストには唖然。
まるで結婚についてのブラック・コメディです。
確かにエイミーのような女性は、どこにでもいるわけではないけれど、未婚だったら、ちょっと結婚が怖くなるかも。
既婚だったら、「最も近しい存在=パートナーのことを、あなたはどれだけ知っているか?」ということは考えさせられるかも。

ニックは受身な役ですが、演じるベン・アフレック、なかなかいいです。
エイミー役のロザムンド・パイクは、「アウトロー」では知的な美人だけど地味な印象でしたが、今作では驚かされました。
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