プロの創作者は「夢」を語ることは許されるが、「ウソ」をつくことは許されない。
そのために、全国紙新聞を読み、雑誌を読み、高くても文献を揃え、図書館に通い、インターネットの世界でさまよう。
「読者に責任をとること」
これがプロとアマチュアとの「大きな壁」である。
優雅に泳ぐ白鳥ほど、水面下では必死にもがいている。
それは「自分の人生を模索している」読者に対する、
「プロとしての責任」なのである。
プロは、決して「空想の世界の主」だけでは済まされない。
だから、誰よりも学び、分析し、新機軸を打ち立てるまで自分自身を許さない。
気軽に「プロ志望」を口に出せない掟は、ここにある。
このエッセイは「UFO文學14年度冬季号」に掲載しますので、引用・盗作を固く禁じます。発覚した場合は提訴します。
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