mixiユーザー(id:5755958)

2014年12月13日19:59

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「フューリー」

ブラッド・ピットの主演・製作総指揮のアメリカ映画です。
戦争映画自体、苦手なのに、これは戦争アクションドラマということで、見るのをかなり迷いました。
確かにミリタリーおたくを喜ばせる部分もあるだろうけれど、やはり全体として見れば、戦争の悲惨さ、虚しさを擬似体験させる映画で、見てよかったです。

舞台は1945年4月、第2次世界大戦下のドイツ。
ベルリンに通じる道路を守るため、300人のドイツ軍部隊に、たった一台の戦車、しかも地雷を踏んでしまって動くこともできない戦車で立ち向かった5人の米兵たちの姿を描いています。

ドイツへ侵攻した連合軍の米兵ウォーダディーは歴戦の勇者で、自ら「フューリー」(激しい怒り)と命名した戦車に乗り、仲間と戦いを続けていました。
一人の仲間を失ったウォーダディーたちの部隊に補充されてきたのは、まだ敵を一人も殺した事のない、若い新兵のノーマンでした。

私たちは戦争の惨たらしさをノーマンと共にリアルに擬似体験することになります。
ノーマンは、ウォーダディーに戦争の現実を教えられ、殺さなければ仲間も自分も殺される戦場で、仲間達と戦う事で次第に認められて成長していきます。
町では、ナチスが共に戦うことを拒んだドイツ人を虐殺し、子供が戦争に参加させられたりしていました。

ドイツ人女性との束の間の交流、ラストで、生き残ったノーマンが、初々しいドイツ兵により、見逃してもらう場面も印象的でした。
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