旅行記(175:沖縄・宮古島旅行記<20>-伊良部島-)

(四日目)
今日もMaxValueで朝食を買った後にすぐ食べる朝の行動から始まった。
YHに泊まっていた人から話をずっと聞いていた伊良部島・下地島へ向かう事にした。
伊良部大橋が建設中であるので間もなく陸続きになってしまうのだが、今のところはまだ離島状態である。
そのため平良港のフェリーターミナルへ向かった。
　
伊良部島航路としてはカーフェリーと高速船があるのだが、宮古島島内でずっと乗り回しているスクーターとともに乗船するため、乗る船が限られてしまった。
時間の関係で、はやて海運の「高速カーフェリー スーパーライナーはやて」に乗ることにした。(※1)
車を10台程載せられる程度の小さな船である。スクーターは車置き場の脇の余ったスペースに留めておいた。
　
観光船というよりも日常的に通勤通学として使われる離島船であるため、旅情の雰囲気はまるでなく淡々と出港した。
脇に見える伊良部大橋はとても長く、しまなみ海道を渡った時の来島海峡大橋と同じくらいだと思えた。(※2)
二車線道路でこの長さだとスクーターや自転車では走りたくないと思うほど長い。
高速船とは名ばかりではなく本当に早く、10分程で伊良部島に着いてしまった。
　
伊良部島の佐良浜港は思ったよりも発展している雰囲気を感じた。
また平地がほとんどなく崖状態のところに家々が密集して建っていた。
この島は高台の上は平地だと思っていたのだが、なぜこのような崖地帯の場所に密集して家が建っているのだろうか?
風よけの意味でもあるのだろうか?
　
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旅行日:2012/05/01(Tue)
写真: 平良港・マリンターミナル, 伊良部大橋
　
※1
スクーター込で往復1,900円
　
※2
伊良部大橋の海峡部は約3km, 来島海峡大橋は約4kmである。
ただし来島海峡大橋は三連橋であり島の上を通る部分があるので、見た目ほど海の上を通る部分は長くない。