mixiユーザー(id:13786875)

2009年08月30日11:14

2 view

旅行記(111:佐渡原付ツアー<7>)

新穂潟上温泉にいる間、薄曇りから快晴に天気が変わっていた。
6月末の半端てない直射日光による日焼けを防ぐため、休憩室で横になって休息していた。
そのため温泉発が15:00を過ぎてしまった。
スクーターで時間がかかるのでそろそろYHへ帰ろうかなと思い、国道経由ではない道を経由して帰る事にした。
そうすると「トキ野生復帰ステーション」という看板が目に入った。
先程はほとんど朱鷺を見られなかったので期待はしないのだが、一応帰りがけに寄ってみることにした。
場所は平地から山地に入り始めた場所にあった。
正面玄関は「関係者以外立入禁止」と書かれていたのだが、近くに展望台があるらしい。
砂利道を進む事500m、展望台の入口に着いた。
間違いなく団体バスの観光客は来れないような場所にある。
 
展望室内からは、「トキの森公園」にあったようなゲージと大きめのゲージを見下ろすような形で作られていた。
先程よりもあまりにも遠い場所にゲージが設置されているため、肉眼では見ずらい。
その代りにテレビを見ながらゲージ内に設置されたカメラを手動で制御することができる設備が設けられていた。
インターネットで行うライブカメラ状態で、ゲージ内の朱鷺を探した。
草むらの中を歩いている朱鷺をようやく発見し、カメラのズームを合わせた。
16:00で展望台を閉めるらしいため、この中には10分程しかいられなかった。
 
畑野・真野を経由して帰る事にした。
国道経由よりも佐渡の昔ながらの街並みが残っていて情緒があった。
ただし真野に近づくにつれて「ジェンキンスさんは歴史伝説館で働いています」の看板が目立つようになってきた。
こういう宣伝方法はありなのだろうか? 本人の気持ちを考えているのだろうか?
 
真野の市街地に入り海辺でひと休みすることにした。
浜辺近くの店が妙に繁盛しているのが目に入った。手持ちのパンフレットでは"寄れっ茶屋"に載っている店のようである。
寄って見たいのだが、夕食は18:00開始なので、寄る時間がないので諦めた。
 
スクーターを海沿いに飛ばして相川へ行く中山トンネルと台ヶ鼻灯台経由の分岐に差し掛かった。
ここまでスクーターを飛ばしてきた事もあり、時間には余裕がありそうだ。なので灯台経由で帰る事にした。
 
手持ちのパンフレットを見る限りは名所や温泉がたくさんあるような事が書かれているのだが、
意外にも見る場所は夫婦岩程度、温泉はホテルの日帰り湯しかなく地味であった。
日本海に面しているので夕日の時間になれば良い感じになるのだろうが、YHがある尖閣湾もやはり同じような西日の名所である。
結局は単なる大周りで終わり、そのままYHまで戻った。到着は18:00直前であった。
 
今日は昨日とはうって変わり満員御礼のようである。
やはりフェリーの航走料値引きの影響が大きいようである。(スクーターレンタルの身では関係ないが…)
今日は連泊メニューということで、一人だけメニューが異なった。
同部屋になったある人は佐渡に何回も来ているようで、
今回"も"長岡から寺泊まで自転車に乗り、高速船で輪行したあげく、赤泊港から自転車で乗ってきたとの事。
真野からYHがある尖閣湾までスクーターでも1時間はかかる距離である。
赤泊は山の反対側にあるので、おそらく高速船を降りた後は、一直線にYHまで来ただけで精いっぱいであろう。
 
もう一人の同部屋の人は新潟港から車で来たとの事。
とにかく朱鷺メッセのEXILEコンサート客でフェリーターミナル近辺まで、物凄い人がいたらしい。
昨日のうちに島に渡ってきていて本当に良かった。
 
昨日は相川の日帰り温泉に足を延ばしたのだが、今日は特に行く気も起きなかったので止めた。
CATVで流れていた天気予報を見ると、今夜から明日にかけて天気が悪くなるらしい。
今回は3連泊しても良いような計画を立てていたのだが、雨でスクーター乗りでは観光どころではない。
仕方なく今回は2連泊で止め、明日帰宅する事に決めた。
21:00を過ぎた頃から、とうとう雨が降り始めた。
今日は土曜日なのでもう少し夜まで盛り上がるのかと思ったが、一回の食堂は早々と21:30には消灯してしまった。
このYHはとにかく消灯時間が早すぎる。
 
-----
旅行記:2009/06/20 Sat.
写真: トキ野生復帰ステーション(外観)
   トキ野生復帰ステーション内のゲージ観察カメラの映像
   夫婦岩
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2009年08月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031