茶飲友達

映画「茶飲友達」(外山文治監督)を観てきた。
http://teafriend.jp/

実際にあったビジネス。Tea Girls(茶飲友達)という名の高齢のコールガールが老人ホームに派遣され孤独な高齢男性を癒すリアル。シワや白髪が目立つ高齢男女が絡み合う姿がなまなましい。
若い人が観たら「ジジイババァ気持ち悪い」で片付けられるんだろうな。観客はシニア女性ばかりだった。関西ローカル劇団のシニア女優さんらが映画に出演されているらしい。

前の勤務先が堂島にあったとき周辺の飲食店に飲みに行くとよく北新地へ出勤前のおねえさんとGGが同伴で食事しているのに出くわした。みな70歳を超えている感じ（きっと金持ちの経営者）で、結局男っていくつになっても若いおねえちゃんがいいんや〜と思ってたけど、この映画をみて、高齢者の性の多様性と可能性に驚いた。若者も老人も「自分に自信をもつ」「誰かの役に立っている」ということが支えになる。それが正しいことか正しくないことかは別として。
ヒロイン（岡本玲）の「正しいことが幸せだとは限らないんだよ！」という言葉が心に突き刺さる。