mixiユーザー(id:9051319)

Javascript の設定が無効になっているため、一部の機能を利用できません。

詳細はヘルプをご覧ください。

2022年08月05日23:44

818 view

ヒビノキ783（7月31日〜8月6日までの１週間／週前半）

2022/07/31～2022/08/06までの日曜日～水曜日の週前半の日記です。

■2022/07/31/日
30日（土）の午後からTRPGのオフライン・セッション――。

https://hobbyjapan.co.jp/whrpg/

『ウォーハンマーRPG 日本語版（４版）』の『眠れぬ夜と息つけぬ昼』のGMをやらせてもらいました。

参加したメンバーは猛暑のなかで感染対策ともども協力ありがとうございました。はしゃぎすぎてつかれたよ。

ここから２大家門の争う権謀術数の旅が始まる。

●登場キャラクター〈50音順〉

▼PC①　シアリ―　人間／盗賊
玉の輿を狙う女性盗賊。だがテオと組み貴族をゆすっているようでは夢は遠い。持ち前の知覚と隠密で活躍。女伯の随伴となって衛兵になった。

▼PC②　“下戸”のズダム　ドワーフ／スレイヤー
ちょっと気が緩むとすぐに禁酒の誓いを破ってしまうトロールの首がほしいスレイヤー。自身のダガーをぬすまれて犯人あつかいされてしまう。

▼PC③　“ちび”のインゴ　人間／流れ者
背の高い理想の剣士をめざす流れ者で無頼。死体を自身の部屋に投げ込まれるなど散々に目に遭う。元・代理戦士にかわり現・代理戦士へと収まる。

▼PC④　テオ　人間／河川の民
勝手に一行の中に入り込むお調子者の魚捕り。カネに汚く貴族をゆすってたかりをしかけるなど抜け目がない。女伯の随伴となって衛兵になった。

●プレイの内容

〈１〉
この感想は『ウォーハンマーRPG 日本語版』のキャンペーン・シナリオ「眠れぬ夜と息つけぬ昼」収録の「“三枚羽根”亭での眠れない夜」のものだ。以後は多分なネタバレが存在する。十分注意をしてほしい。1986年。雑誌「ホワイトドワーフ」にはじめて掲載となった本作は、以後、四半世紀を超えウォーハンマーユーザーに愛され続けた名作シナリオ。*1 ケイパーコメディ*2 を唄う作品を象徴する内容だ。

「ウォーハンマー」のPCとは大抵のTRPGが抱くヒーローではない。*3 冒険者たちは濁世を生き抜く悪党にちがいなく、ただ“すわ”善の魂をもたぬわけでもなく、また混沌に立ち向う勇気をもっていないわけでもない。*4グッドガイではなくバッドガイ。けれどもヒーロー。そのPCが同様に一癖も二癖も有る宿屋の登場人物とからみ、*5一夜をかけずりまわる。これが「“三枚羽根”亭～」である。

〈２〉
墓堀りと墓荒らしをPCに依頼したウッド・エルフの技師。そのエルフが棺桶を荷車に乗せ立ち去る姿をPCは見送った。*6夕闇と雨が迫り、宿を探す一行の前に来客でごったがえす巨大な街道の宿屋「“三枚羽根”亭」が姿を現す。宿油の店主ハンスはPCをたっぷり10分以上またせたあと、混雑の理由を話す。ある訴訟で代理戦士を連れ決闘裁判へ向う有名なマリア＝ウルリケ女伯*7が宿泊なさるというのだ。

PCは部屋を取り「なんとか女伯とお近付きになれないだろうか？」*8とかんがえるなかで、いつのまにか輪の中に入り込んだテオの素性をエール片手に聞く。*9以後このお調子ものの魚禽（とり）は一緒に騒動の渦中へ飛び込む。上半身裸でアームレスリングを行う戦士。*10 くだんの女伯とカードゲームへと興じるハーフリング。*11 宿屋１階の酒場は、PCの興味を引く光景や人物で一杯であった。

〈３〉
このシナリオは大量の人物とグループが、時系列順に夜９：00～朝４：30までに登場・行動。プロットが７つ同時進行する大変こみいったものだ。*12 もちろんシナリオでは「数個のプロットを進行させるだけでよい」とあるが、*13 今回自分は全部進行させてしまう。結果GMもPLもイベントに総当りで挑み、本当の酒宴のように最後には疲れ始めた。「なにやってんだよ」という始末である。*14

「“三枚羽根”亭～」は、TRPGの花形の戦闘や、怪物／危険への直面など目立った区切りが少なく少々運用がむずかしい。*15 GMは時系列順にイベントを区切らず「まとめて発生させたあとで現在時間／経過時間を説明する」*16 あるいは「イベントをいれかえる」*17 などしないとならないかもしれない。一番重要な部分は、PCを登場人物やイベントに自主的・積極的にからませることだ。*18

〈４〉
もっともこの部分は参加したメンバーにとって問題ではない。*19 手始めにズダムはシナリオの重要NPCで女伯の代理戦士ブルーノにアームレスリングを挑み大量のシリング銀貨を失う。*20 インゴは女伯のカードゲームの相手であったハーフリングの高い教養と丁寧な言葉づかいにおどろく。テオとシアリ―は貴族と町娘の不倫カップルの部屋の扉を叩き脅迫……おおっと高い高い軽食代金をせしめた。*21

以後“三枚羽根”亭には様々な登場人物があらわれて、様々なイベントが巻き起こる。本作のシナリオの“大きな山”は以下の３つ。１〉は「女伯の弁護士であるグスタフ殺害をねらう秘密結社集団が宿屋を訪問する」。*22 ２）は「死と夢の神モールの信奉者をかたる集団と集団を狙う女賞金稼ぎウルスラの登場」。*23 ３）は「代理戦士ブルーノがPCのダガーで死亡する事件」だ。*24

〈５〉
代理戦士ブルーノがアームレスリングを行う傍ら、一人の旅人が毒殺されたことを皮切りに山は始まる。*25 このときPCは女伯の女召使いの一人が宿の外に出る姿を目撃。だが彼女を見失う。彼女の正体は女伯をうったえ決闘裁判をおこしたライバル男爵が雇う女暗殺者。*26 このあと彼女はこっそり宿に戻りブルーノを殺害する。引き金は〈４〉でテオとシアリ―が脅迫した不倫カップルを追う親族の乱入だ。*27

同時進行で宿屋にはもう２つの問題が持ち上がる。グスタフが故意で秘密結社の一人を殺害。インゴの部屋に死体を投げ込む現場を目撃されシアリ―に泣き付く。*28 クラウン金貨20枚でほかの団員の殺害を依頼するグスタフ。*29 そうこうしているあいだに不倫カップルの親族が宿屋へ突入。ボコボコにされる貴族と鞭で打たれ泣き叫ぶ娘。*30 この乱暴狼藉に触発され、酒場では大乱闘／大騒動が巻き起こる。*31

〈６〉
この時点でPLの疲労を感覚した自分は物語を巻く。まずモールの信奉者をかたる集団のイベントは省力。ウルスラに始末させてしまう。*32 PLは十分モールの信奉者たちとウルスラにからんだと判断したからだ。イベントの詳細は脚注を参照。*33 秘密結社の団員が屋根づたいにグスタフの部屋に侵入し彼を狙う場面は、ブルーノの死亡と同時に発生させてしまう。代理戦士殺害の犯人を混乱させるためだ。*34

以後は多少の変更はあれどシナリオどおりだ。乱闘のとき盗まれたズダムのダガーを胸にブルーノは死亡。女伯は帝国法科にのっとりPCを代理戦士に任命。犯人はあらたな代理戦士のPCを始末しにくると女伯は協力を依頼した。*35 予想は敵中。（５）で目撃した女暗殺者はPCを軟禁した部屋に侵入。これをとらえ長い長い“三枚羽根”亭での一夜を幕を閉じた。PCは女伯の従者におさまった。*36

●脚注
※１　『クトゥルフ神話TRPG』の「悪霊の家（The Haunting）」みたいなもの。ちなみにこちら（「悪霊の家」）の初出は1981年だ。
※２　主人公たちが善人ではなく「悪党の視点に立つ／視点を持つ」あるいは「罪人だったり犯罪者的立場」のジャンル作品。
※３　弱きを助け強きを挫くヒーローではない。PCは悪貨・良貨のために長い物にまかれ底辺を生き抜く住人だ。「ウォーハンマー」は善人の主人公たちが活躍するファンタジーへとたいするカウンターカルチャーと当時のイギリスのパンクブームから生れた。根本の精神は“反骨”。既存の社会体制や階級へ抵抗する精神をわすれてはならない。
※４　というよりも反骨をしていればいずれはそういう目に遭う。
※５　このキャンペーンには癖が強い／濃い人物しか登場しません。
※６　この導入はシナリオには関係ない。本作の「ゲームマスタースクリーン」の同梱冊子「仕事をくれ！」チャートで決定した。
※７　マリア＝ウルリケ・フォン・リーベヴィッツ女伯。このキャンペーンにおいての最重要人物。PCは女伯に随行することによって長い旅に出る。
※８　そもそも貴族は懐に持つ額が違う。実際シナリオに登場する貴族は40クラウン金貨といった金を財布に持つ。もちろん女伯はそれ以上である。１クラウン金貨は現在の日本円で\2,4000。40クラウンなら\48,0000だ。一方庶民の登場人物は10真鍮銭ペニー（１ペニーは現在の日本円で\100）をもっていれば御の字だ。
※９　ちゃんと村一番のウナギを送る約束をかわす彼女に別れを言えよ。旅立つときに（テオの短期的な大望。大望を達成したPCには経験値／経験点がはいる）。
※10　代理戦士ブルーノ。アームレスリング禁止――決闘裁判以前に怪我をしたら大変で当然だ――の約束を破り、何度も女伯に叱責をされる。
※11　苗木のマーシネリン。マーシネリンは有名な貴族の太鼓持ち兼廷臣のハーフリング一族のソーンコッブル氏族の出身だ。ハーフリングとは思えね丁寧な言葉と所作で人々に対応する。
※12　まさしく「始めから終りまでよく読むこと」。
※13　シナリオをまたいで登場するキャラクターがいるので最初にそのキャラクターを把握したほうがよい。「それはだれか？」感想を読む人との共有のために列記したいが、これはこれで今後の自身のグループのネタバレになってしまうのだ。
※14　おじさんたちもう体力ないんですよ（ぶっ続けで約８時間アナログゲームをやる当日のハードコースを終え――）。
※15　それでもまだ旧版の同作より親切にはなっているが。
※16　時系列順にシナリオは進行する。ただ時間自体は重要ではない。あくまで重要なものはイベントの内容だ。そもそもシナリオには「時間ぎれ」や「時間制限」といったギミックはない。GMはPLの行動にあわせゲーム内時間を調整することができる。
※17　「PCのダガーが乱闘のときに盗まれる（不倫カップルの親族の乱入）」と「ブルーノ殺害」だけシナリオどおりにおこせばイベントの順番は入れ替えて問題ないです。
※18　この部分はどんなTRPGでも一緒だが。
※19　プレイ中：「ウェーイ！」「イェーイ！」（GMがイベントの同時進行に苦労するほどシナリオにからみにいく） → プレイ後：「……はしゃぎすぎた（疲労困憊）」
※20　ブルーノは【筋力】69。ほぼ７割で判定が成功だ。そりゃ負けるわ。
※21　不倫カップルの男側――貴族フリードリヒは他言無用を約束にPCへクラウン金貨３枚を支払う。高い高い軽食代だった。
※22　この秘密結社はオルド・ウルティマの名を持つ結社だ。グスタフは知的探求のために結社へ入社した。だが結社が脱退したメンバーを闇に葬る危険な組織であるとは知らなかった。なお結社の正体は自身のグループの今後のネタバレに関係するので秘密だ。
※23　※33も参照。モールの信奉者たちは真っ赤な偽物。いわゆる「逃がし屋」にあたる。かついだ棺桶に要人をいれて逃走を計画している。ウルスラは要人抹殺の依頼をうけてこの集団を追跡していた。
※24　（５）と※21も参照。まずPCは高い軽食代金をせしめた不倫カップルの女の方の親族乱入のときにダガーを失う（ウォーハンマーのPCは初期装備で全員がダガーを所持している。ダガーの中世世界の日用品だ）。女伯に正体を隠し随行している女暗殺者は、このダガーを使用して、ブルーノを殺害する。
※25　この毒物はルールブックp306の「心臓殺し」だ。
※26　なおPCは彼女――女暗殺者を最後に捕縛した。だがシナリオには「もし彼女が生存しているなら――」という記述がある。生存しているなら？　おたのしみに。
※27　大事な一族の娘を誘惑する貴族もふしだらな娘もしつけなきゃならねえ。ドカーン（扉を蹴破る音）
※28　みじめだった。
※29　この依頼をPCは“保留”にすることにした。秘密結社の一団が邪悪な風体にはみえなかったからだ。だがこの選択は今後のキャンペーンに大きく関わる。
※30　ちなみにこの蛮行をとめたなら経験値／経験点がはいる。
※31　いかにもケイパー・コメディらしい展開である。
※32　モールの信奉者たちが関係するプロット／イベントにおいて、重要な人物は、この集団ではなくむしろ女賞金稼ぎのウルスラだ。予告をしておくがウルスラは次回以降もキャンペーンに登場する。
※33　省略したイベントはこうだ。モールの信奉者たちが持ち運ぶ棺桶の内部には彼らに「逃がし屋」を依頼した要人が薬で眠らされて入っている。だがこの薬が切れ要人は目を覚ます。要人は自身が棺桶にいれられて運搬されることを想像せず、パニックになって暴れ出す。もしPCがモールの信奉者たちの部屋に乱入したなら、棺桶の上に３人が乗り必死で押え付ける場面がみれただろう。
※34　実際PLがそうなったかはさておき。
※35　女伯は支配階級の権謀術数を生き抜き現在の立場を築き上げた傑物だ。当然この騒動がライバル男爵の陰謀だと気付いた。それでも混乱をおさめ、犯人を炙り出すためにはPCを利用するしかなかった。
※36　ブルーノの死亡によってインゴは「代理戦士」にキャリアを変更した。また女伯の裁判に随行するためシアリ―とテオは彼女の「衛兵」にキャリアを変更した。ウォーハンマーのPCは様々なキャリアに就き、キャラクターの人生を表現していく。通常あらたなキャリアに移動するためには経験値／経験点が必要だが今回は特例。これなしでキャリア変更ができた。代理戦士は「決闘者」のキャリアの最高位だ。通常ならキャリアに就くだけでも膨大な成長が必要になる。

『ユーレイデコ』第５話　「うそつき鵺を追って」
https://yureideco.com/
これは暗示的／示唆的なお話しだ。ロボットに動物のAR（拡張現実）のガワをかけて展示しているネオ動物博物館。この園長の博士は動物園にいる「鵺（ぬえ）の正しい姿をカスタマーセンターのデコペディアに登録をしてほしい」と「ユーレイ探偵団」に依頼する。だが鵺の情報は一人歩きし勝手な姿で拡散していく。そもそも鵺（ぬえ）とは正体不明の形容で「ただしい形や姿をもっていない」。

この正体と形容をとおし「ただしい情報とはなんなのか？」を問う。鵺が架空の存在だと知らず、博士も、ユーレイ探偵団も「実在する動物」としてあつかっていたオチ。そのオチふくめおもしろいのは「ただしくない情報は必要ない」という断定的な価値観のあやうさ。ただしい情報はだれが定義するのか？　自己価値のなかで「ただしくない情報」とは本当に存在するのか？　かんがえさせられるな。

『連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ』第５話　「まっしろリボン」
http://w-witch.jp/idol_witches/
ロマーニャ公国小公女であったシルヴィにスポット。家門に期待されながらも、期待にそえないと悩み迷うシルヴィ。その彼女を支え鼓舞する庶民派ジョーとの関係はよい話にまとまっている。この脚本に映像部分がすくわれている。全体の作画の品質は悪い。ステージは完全に止め絵。今回の出来に抱く感想は前回と一緒。やっぱり現在のシャフトに２本同時制作で同じ品質を維持するのはムリ。

世界興行にあわせキャラクターを掘り下げる予想は的中。この先鋒がシルヴィ。ジョーは彼女の背を押す役割？　この展開だと「シルヴィを掘り下げ回るか？」「シルヴィー × ジョーをバーターで掘り下げる回か？」わからないな。ジニーとアイラはのぞくとしても、あと掘り下げるメンバーは７人。12話予定で残り７話。ギリギリ。反対に残り７話で１人ずつメンバーを掘り下げるなら今後の予想もつくが。

『ラブライブ！スーパースター!!』第３話　「優勝候補」
http://www.lovelive-anime.jp/yuigaoka/
今度は学校（結ヶ丘）のみんなが「Liella!」の背中を押す。きなきなが加入し「ラブライブ！」優勝めざして活動を再開した「Liella!」。６人はかのんとクゥクゥがはじめてステージに立ち「審査員特別賞」を受賞した大会の舞台にあがる。だが天才中学生ウィーン・マルガレーテが登場。優勝を勝ち取る。かのんたちは落ち込む。先週と今週はかのんたちの活動に理由をつける通過儀礼。

「ラブライブ！」優勝のためにはきびしい練習が必要。「わたしも一緒にがんばります」１年が２年の背中を押す。優勝へ突き進む。この理由づけが先週分。たしかに結果はのこせていない。だが学校にとって「Liella!」はスーパースター（タイトル回収）。みんなが応援している。優秀めざしてがんばって！　この理由づけが今週分。つまりは先週と今週でかのんたちに目的を再確認させて周囲に公認させたわけだ。

■2022/08/01/月
夏場はヒゲを丁寧にあたらないと汗をかいてかゆくなる。

■2022/08/02/火
会社の雑談で睡眠時間の話題になるが、たしかに上長は研修のときに自分が約４時間くらいしか寝ないことを把握している。とはいえ周囲のうらやましいとか便利はちがう。自分は「それが体質的」にあってるだけだ。マネしちゃだめよ。

■2022/08/03/水
そろそろ取り引き先から盆休み／夏休みの予定がはいってくるが、今年は日取りがあんまりよくなくて各社とも短いな。なかには11日（木・山の日）から休暇にはいるところもあるが平均すれば大体４日程度。

『メイドインアビス烈日の黄金郷』第５話　「秘匿」
http://miabyss.com/
なにもかもボンドルドがわるい。「成れ果て村」の三賢の一人ベラフが持つミーティの姿を見たナナチ。ナナチはベラフに自身を差し出しミーティと一緒に暮す事を選ぶ。リコは人語を話す、飲食店の女店主ムーギィから言葉を学び、「成れ果て村」の秘密が眠る「目の奥」で謎のヴエロエルコ（ヴエコ）と遭遇。村内の存在の“信号”がわかるというヴエコはリコをベラフのもとに案内する。

わりかし絶望しかない。というかこのままでは冒険が終る。１度はうしなったミーティの存在にナナチが身を差し出す理由は納得。でもナナチはミーティを得てベラフはナナチを得た。ナナチを取り戻す目的でリコは「カチ」をベラフに差し出さないとならない。その代価は彼女の髪、彼女の爪、彼女の両目か両手か両足。ベラフは自身の身体を差し出しかつてのボンドルドからミーティを得た。当然の代価。

1 0