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2022年07月21日06:58

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山上容疑者が英雄になる世の中ではいけない。

現在、山上容疑者の事件で統一教会の問題が日本で大問題になっているが、統一教会とは別に本質的な問題がある。

テロ行為を正当化するような世論になってしまえば、統一教会の問題よりもはるかに深刻な影響が社会に出る。

日本史で紐解いてみると、テロ行為が歴史の転換点足り得たことはほぼない。

伊藤博文やら井上聞多らが英国公使館焼き討ちしたことから始まって明治時代からとくに酷かったが、226に至るまで、時代のうねりを止める始点にはなり得なかった。

例外があるとすればただ一点、桜田門外ノ変で、この事件で井伊直弼が死んだことにより幕閣の力が弱まり、徳川家の寿命が縮まった原因を作った。

自分が知る限り桜田門外ノ変だけが日本史のテロ成功例である。

ただここで桜田門外ノ変を言うのは筋違いなので一旦置くが、それにしても問題の根本はこのような山上容疑者の事件を起こさなくても政治や社会がカルトを監視できる仕組みが必要であり、テロが起きなくても自浄作用が期待できるような社会であることが必要だ。

今回の山上容疑者は今までの調べでは、警察や公安にマークされるような危険人物ではなかったようだし、兄弟に金を残すために自殺を計画するなど、家族思いの一面があったようだ。

ふつうの若者が社会の仕組みを変えるにはテロしかないと思い込むような世間にしてはいけないし、それで変わるような世間であってもいけない。

山上容疑者はあくまで厳罰に処すべきだし、統一教会の問題とは一線を画して考えるべきだろう。

■旧統一教会の10万円寄付に「感謝」 小田原市長、市HPコラムに
(朝日新聞デジタル - 07月20日 22:58)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7041952
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