mixiユーザー(id:9051319)
2022年05月13日23:57
828 view
ヒビノキ771（５月８日〜５月14日までの１週間／週前半）
2022/５/８〜2022/５/14までの日曜日〜水曜日の週前半の日記です。
■2022/05/08/日
５月４日の午前から地元でTRPGのセッション――。
『デルタ・グリーン（Delta Green: The Role-Playing Gam）』のGM（HL）をやらせてもらいました。参加したメンバーは感染対策ともども協力ありがとうございました。
https:/
午前10時から午後６時までプレイしたの19年以来だったけれどメンバーの伴侶のおかげだな。「もう３年だし我慢しなくてもいいよ」とのこと。心が広い。
●登場キャラクター（50音順）
▼PC� ．◆璽機次ΕΕ�ンターズ 連邦政府エージェント
伝書鳩レースが趣味の元・空軍大尉。地上勤務への転属に嫌気が差し空軍特別捜査の職務へ回る。なんでもそつなくこなせる技能の持ち主。
▼PC�◆．縫灰薀ぁΕ哀蝓璽如］∨�政府エージェント
所属はアメリカ麻薬取締局で祖父も東欧出身で法執行機関の所属。巨漢だかベタで良い人。最近の情勢で肩身がせまい。荒事屋で戦闘向き。
▼PC�� ヴェボフ・シャムラーン 連邦政府エージェント
ムスリムでアメリカ合衆国運輸省勤務。監察官室づき。元・統計学者。職務の影響で各地を飛び回りほぼノマド的生活。交渉や調達が得意。
●プレイの内容
（１）
まず全体の内容から。『デルタ・グリーン（以下DG）』の“エージェント”は「任務に使用する装備」あるいは「任務で回収した品物」を保管しておく「グリーン・ボックス（以下GB）」と呼ぶ保管場所をもっている。GBの形状、場所、種類は様々で“エージェント”の人数だけ存在する。*1今回使用したショットガン・シナリオ「Operation STOP REPO」*2の題材はこのGBである。
PCは突然引退した“エージェント”・サフィア*3が使用していたGB回収を命令されることになる。サフィアは空港に停車する車両をGBにしていたが、様々な理由でこのうちの数台が中古市場へと流され競売にかけられた。*4“エージェント”はDGの秘密と危険なGBの中身で被害をださないため中古車両を回収する。だがサフィアと一緒に任務にあたり狂気へおちいったメンバーが妨害する。*5
（２）
オペラナイト*6の指示はボストン経由でD.C.に帰るニコライから始った。ボストン空港の椅子で隣に座る男が紙製のファイルを置き忘れ立ち去る。ニコライは呼び止めようとしたがやめた。ファイルには小さく“緑色の三角”がマジックでかかれていたからだ。*7ファイルの指示は簡潔だ。空港の駐車場に停車中で持ち主と連絡のとれない車両をボストンの行政が公的競売へと賭けた。*8
「その車両の中身を回収して“封じ込め”よ」。*9ファイルには「まず訪問するべき車両の持ち主の住居」と「ふたつの携帯の番号」があった。以前DGの任務をうけたことがあるとしたニコライは番号へ電話。電話は同じファイルを受け取ったアーサーとヴェボフへつながった。*10 「緑色の三角の件で――」*11 ニコライが語り十数分後。一行は空港で車を借り車両の持ち主の住居へと向った。
（３）
３人はDGの任務を過去に引き受けたことのある“エージェント”だが初顔合わせ。そもそも本作のゲームプレイはそういう場面が多い。*12 PC３人はエージェント・サフィアの自宅へ向う。もっともPCはサフィアの素性と名前も把握してない。*13 アパートの調度で、回収するべき車両の中身の持ち主が“男性”だとわかったくらいだ。だが部屋は施錠してある。アーサーは法的執行介入*14 を使用する。
アーサーのPLは「制限区域へ武装してない状態で立ち入りする資格証明」*15 を使用しアパートの管理会社と地元警察に電話した。「住人が所有していた車両が事件に関係しているかもしれない」「調査が必要だ」。FBIの自身とDEAのニコライが口裏をあわせれば説得できるだろう。*16 適当な理由だ。GMの自分は不利な修正をあたえずアーサーは判定に成功。管理会社は自宅の鍵を開ける。
（４）
部屋の中は整理整頓されておらず住人の性格がうかがいしれる。ほどなくPCはGBの中身を記す目録を発見した。目録は走り書きで「コカ・コーラ」*17「拳銃（ジップロック）」*18 「K-POP CD」*19 「ビリングスの電話帳一式」*20 「M45 短機関銃」*21 「トレンチスパイク」*22 ドゥエイン・ジョンソン」*23 「アイトホー標本（1960年代）」*24 とあった。“エージェント”らは嘆息した。*25
事前に受け取ったファイルには、空港が公的競売にかけた車両一覧があった。*26 このうちのどれかもしくは数台がGBだ。車両一覧の車は合計６台。合衆国運輸省に勤務するヴェボフ*27 は部屋を捜索して、普段使用していた車両の情報を探し一覧と付け合せる。PLはGBが高級車ではなく大衆車だと予想した。盗難の心配があるからだ。これでリストの数台の車両をはじける。*28
（５）
このゲームルールの外側で純粋な推理をたもすしかけはおもしろい。*29 一行は写真に映るアニメバンパーステッカーを貼るシビックはGBに「確定」。そのほかジェッタとグランド・ラレードにも当りを付けた。中古販売業者に連絡してPCは車の行き先を聞く。まだ競売へかけられていたジェッタは購入。*30 これはちがう。グランド・ラレードは登録ナンバーを調査し地元警察へ手配をかけてもらった。
PCはグランド・ラレードのトランクから「拳銃（ジップロック）」「ビリングスの電話帳一式」「K-POP CD」「ドゥエイン・ジョンソン」を回収した。善人のニコライは運転手／購入者の身の上を心配して地元警察に情状酌量をたもす。*31 また競売にかけられた車両は実際に「危険な積荷を積み込む」事実を裏打ちすることも期待した。結局３人は相談して販売車両すべてを追跡調査してもらった。*32
（６）
やはりビンゴはシビック。一行はシビックに手配をかける。アニメバンパーステッカーのシビックは目立つ。警察の連絡で車両を発見。だが一帯はほぼ人気がない。「おかしくない？」アーサーの予想は的中。突然シビックから銃火がひらめく。一行は応戦をするが状況がわからない。*33 ヴェボフは謎の相手と大声で交渉する。銃火が止み屈強な男が姿を現す。ヴェボフが叫ぶ。「緑色の三角」と。
だが相手は反応をかえさないどころかサフィアの仇と叫ぶ。PCはしかたなく相手を無力化させた。*34 シビックのトランクを確認。やばいものだらけ。銃撃に警察車両のサイレンが近付く。PCは「コカ・コーラ」の正体――７ｇのＣ４爆弾を見て証拠隠滅の方法をかんがえた。*35 その日の夜ボストンの臨時ニュースは港湾でおきた車両爆発事件を報道した。翌日地元警察の朝の署内。３人はコーヒーを飲む。*36
●脚注
※１ 同時にそれぞれの“エージェント”が個人で管理しているためトラブルを引き起こす場合も多い。
※２ https:/
※３ DGにおいて“エージェント”の“引退”は様々な意味を持つ。ただ重要でないならばそれをはっきりさせないのがDGのゲームプレイの「コツ」だ。PCとPLは勝手に不安な妄想をふくらませてくれる。
※４ 空港の駐車場に長期間駐車する車両は世界各国の問題だ。「駐車料金の延滞で持ち主が連絡を拒絶した」「運転手が旅行先で客死する」など、様々な事例が存在する。車両は個人の持ち物だ。このため空港は簡単に撤去できない。
※５ （６）を参照。“エージェント”・サフィアが一緒に行動していたタスクチーム全体がトラウマをおっている設定。
※６ “オペラナイト”――オペラの夜はDGが行う各種作戦の総称だ。
※７ この部分は「大変誤解」されているがDGの“エージェント”は「我々はデルタ・グリーンだ」などと間抜けには名乗らない。そもそも組織の名称などないのだ。どう名乗るのか？ “エージェント”は自身の関る任務の背後に政府がいることは理解している。だが、その命令系統や組織の詳細は把握してない（できない）。DGのシンボル“緑色の三角（デルタ・グリーン）”は符丁た゜。このシンボルがしめされたところに、PCが関り解決するべき神話事件が存在するのだ。
※８ ※４も参照。空港の駐車場に停車中の車を行政は簡単に撤去できない。“エージェント”・サフィアはこれを利用した。だがボストン行政は車両を強制撤去。トラブルが発生する。DGの事件発生によくあるパターンだ。
※９ 封じ込め（Containment）。DGが任務に使う用語のひとつ。対象を活動不能にするか封印・回収する。
※10 アーサーは自身の持ち物にファイルがまぎれていた。ヴェボフは合衆国運輸局勤務。公的任務のためにボストンを訪問していた。
※11 あっ……！
※12 DGは『クトゥルフ神話TRPG』の６版／７版と比較しても死亡率の高い作品だ。またプレロールドキャラクターを使用して過去の時代のシナリオや過去の時代の出来事をプレイする場合も多い。必然「はじめてキャラクターが出会う場面」はおおくなる。
※13 “エージェント”に任務をあたえ政府とつながる“プログラム”は必要以上の情報を“エージェント”にもたらさない。ルールブックでもふれられている。
※14 法的執行介入（Law Enforcement）。DGに<公権力（Bureaucracy）>の技能が存在するよう、本作のPCはアメリカの政府職員だ。このため“エージェント”は所属組織の政令を使い事態へ介入することができる。
※15 「制限区域へ武装してない状態で立ち入りする資格証明（Credentials for unescorted entry into a restricted site）」。ルールブックのp103参照。
※16 ※13も参照。DGの任務――神話事件の解決を行う“エージェント”は、目的達成のために自身の所属組織が持つ公的権利を利用する場合が多い。ただ“プログラム”はPCの行動を一切担保してくれない。政府の命令ではなく勝手にPCがやったことなのだ。このためPCは自身の職務の範囲でもっともらしい理由をつけないとならない。これによってHLは「PCの要求が承認されるか？」ゲームルールにのっとり判断する。本作の特徴のひとつだ。
※16 ※15も参照。「車両がドラックの売買に関係している」。これはじつにもっともらしい理由だ。
※17 中身の約7ｇのC4爆薬に40本の信管を突き刺し壁に設置してあるソーダ飲料缶。缶の蓋の開封したなら、小さな針が銃用雷管を突き刺しC4爆薬に点火する。なおソーダ缶内部の爆発装置は８オンス（約227ml）の植物性油につかっている。取り扱い注意。
※18 ジップロックにいれられたグロック17と弾丸30発。
※19 様々なK-POPバンドのアルバムがつまったプラスチック製のコンテナボックス。 フォトカードや小冊子などの特典は開封ずみ。それらはすべて乱雑に投げ込まれている。
※20 モンタナ州ビリングスの電話帳一式。「教会」「特定の種類の被害社会」の項目は徹底した調査と検索のあとに赤色のマーカーで「うそつき！」と殴り書きしてある。
※21 スウェーデンの使い込んだM45 9mm短機関銃。弾倉には14発が弾丸が残る。 木製の取っ手には小さなベトナム語を刻み、その大体の意味は「社会と常に」だ。
※22 トレンチスパイクのついたナックルを強引に溶接した料理包丁。執拗に研ぎ澄まされている。
※23 ドゥエイン・ジョンソンのポスター。
※24 ホルムアルデヒドがいっぱいの瓶の中に入る奇妙な白いクモのような生き物、幅は約１インチ。この生き物（アイトホーのひな）の情報は一切ない。ただ外側の標本用ラベルから1960年代初頭のイギリスで採取されたものとわかる。
※25 「標本これだめだろ」「ドゥエイン・ジョンソンってなんだよ」「そもそも武器がはいってる時点でやばい」
※26 「1978年製シェルビー・モンテカルロ、白色、ファクトリーでＴトップスに改造」「2003年製ホンダ・シビック、銀色、アニメバンパーステッカーあり」「1994年製ボルボ 740ターボ、以前はあずき色、５速マニュアル」「2018年製クライスラーパシフィカ、黒色、フルオプション装備にくわえアンダーコート塗装」「1996年製チェロキージープ・グランド・ラレード、青色、すくなとくも一度は完全に横転した痕跡あり」「1988年製フォルクスワーゲン・ジェッタTDI、白色、異常な走行距離、雨漏りしやすいサンルーフ」
※27 ヴェボフのPLはHLが説明したシナリオの概要に自身の所属する組織（アメリカ合衆国運輸局）を選択した。
※28 モンテカルロとクライスラーは大衆車ではなく高級車だからだ。
※29 こういう判定以外で成り立つ「判定」がシナリオの優劣をきめる。
※30 ヴェボフは経費で費用を申請した。
※31 購入した家族（一家はキャンプが好き）は競売会場から和気藹々あらたな車を持ち帰るところであった。PCは家族の思い出のために今日一番奮闘した。「まってくれよ警部。あんたにも家族がいるだろ（名言）」
※32 ※14も参照。ふたたびPCは法的執行介入を行う。法的執行介入は「正当で緊急な理由」の場合は判定に＋20％のボーナスを得る。実際トランクには危険な積荷があった。この事実は＋20％のボーナスに十分だ。
※33 そもそも相手（“エージェント”・サンドヴァル）は狂人ですしね。
※34 おそらくレンタルした車両の遮蔽がないとやられていた。相手のアサルトライフルは致死レーティング（https:/
※35 標本を警察に回収されるわけにはいかなかった。とはいえ持ち去る時間もなかった。PCは「自身たちの襲撃者が自爆テロをもくろんで車両にしかけをしていた」「その爆薬に引火・爆発した」と説明した。ニコライは襲撃した人物の武装と練度からおそらく軍歴があると踏んだのだ。実際“エージェント”・サンドヴァルは元・SEALであった。
※36 くたくたであった。
『このヒーラー、めんどくさい』 第５話 「そんな第５話」
https:/
老婆から妙齢の女性までこなせる魔女の中の人（久川 綾）の演技に関心するそんな第５話。「とまってぶーりん」の宿屋名のもとネタは当然「とんでぶりーん」。94年放送。約28年前。たしかにいまパッと思い浮かぶユーザーはいない。あいかわらずオークも「いい魔物」。人間に化け宿屋を営むオークは旅人に出す料理に盛る。そう滋養強壮の薬を。たしかに流れ変わったな。
薬草採集の途中で魔女と出会い、その魔女をポンコツ僧侶が翻弄する。こっちも流れ変わったな。ちゃんと魔女は悪い魔物。ですけどポンコツ戦士とボンコツ僧侶のやりとりに疲れ果てる。もう帰って！ カーラが闇属性っていうのはネタではなく根幹の設定で、召喚した魔物が魔女を食い、魔女は時間遡行で若返り。究極の美容効果。そんなわけあるか。でも一応回復ではある。
■2022/05/09/月
たのしいごーるでんうぃーくおわり。
『ヒーラー・ガール』 第５話 「私の下僕におなりなさい/ロシア料理でいい夢を」
https:/
ソニアちゃんは良い子でかわいい。鳥丸音声治療院の制服はＦＦの白魔導士みたいな洋装。穂ノ坂治療院の制服は巫女服的な和装。穂ノ坂治療院の院長でしのぶの祖母がギックリ腰になった。この手助けにかなたち３人のヒーラー見習いが手伝いに。３人に「下僕になりなさい」とソニアは調子に乗る。態度とは裏腹に良い子のソニアちゃんの掘り下げ。同時に穂ノ坂しのぶの掘り下げでもある。
どうやら今回と次回のソニアとかなが学ぶ星漣高校の文化祭がメインの模様。ソニアはかなを使い倒す無茶ぶりでロシア料理の模擬店を出す。ソニアはロシアと日本のハーフの設定。とにかくロシアでロシアでロシア。おそらく制作時点で「現実がこんなふうになる」など予想もできなかった。ですから彼女のキャラクター設定に難癖などつけてはならない。戦争なんかするからこうなんだよ。
■2022/05/10/火
予約電話において「サークルを構成する面子がどういうヒトたちであり」「TRPGをしていて」「どういうスケジュールで活動し」「なにが必要なのか」そろそろ“ただ漏れに”になってきていることがわかる職員のヒトの手際のよさ。
『境界戦機 第二部』 第５話 「保護区」
https:/
作画低調。この出来にもはやスタジオが本作に期待してない気配もわかる。１部で登場した末永ユウセイが「八咫烏」に助けを求める。助けを求めた理由は日本人の保護区を運営する大ユーラシア連邦のキリル・ジルコフの救援。アモウたちはキリルの保護区へ向う。今回の目的はアモウのトラウマ解消。戦闘の最中キリルの妻で日本人のユウナが出産する。これによって彼の戦いと命を守る行動へむくう。
ベタベタですけど落し所は真っ当。アモウは殺人を犯す。だがそうしないと大切な人々を守れないし救えなかった。「ただしい」ではなく「事実」。ガシンはアモウにユウナの子供をふくめ「おまえは大切な人を守った」と許す。これにてアモウたちのトラウマ退治は終了だな。今回「プロトタイプ・ゼロ」を持ち出し“イキ”って敗北したテイラーはまったくのかませ。今後また登場するのか？
■2022/05/11/水
今日みたいな気温だと「除湿が利きすぎ寒いです」のヒトと「蒸し暑い」のヒトで意見がわれる。今年も冷房の季節がきたな。実際オフィス全体の空調ムラの問題は冬場より夏場の方が多い。今度人事の会議の議題にかけてみるか。
『古見さんは、コミュ症です。 第2期』 第５話 「それぞれのお正月です。/アイススケートです。/風邪です。」
https:/
「それぞれのお正月です。」 家族単位の初詣が終り只野一家に普通に溶け込む正月２日のなじみ。彼女の発案でクラスメイト全員が初詣に行く。初詣よりクラスメイトたちそれぞれのお正月を披露する展開。「アイススケートです。」 もう以前と目的が違い「只野ラブ」になってしまった片居くんが只野くんと古見さんと一緒にアイススケートに。なお本人はスケートができない模様。
只野 × 片居の関係は現在のコメディにおいて鉄板のＢＬ要素。最近この要素いれていない作品ないよな。日本は欧米より千年はすすんでる。「風邪です。」 妹が感じる兄の周囲の女の匂い。39℃の風邪って自分にはわからんな。未体験ゾーン。なじみを呼び出すつもりが古見さんを呼び出しちゃうベタな展開。看病の様子ににまにま。家事が得意な部分はイメージどおりの古見さん。
『であいもん』 第６話 「芋名月」
https:/
学区民運動会で「緑松」の面々に一果が“家族”を感じて嬉しい一幕から急転直下。彼女の実母・真理が来訪。一果を引き取りにあらわれる。京都名物というか京都独特の学区民運動会。本人（一果）以上に盛り上がる周囲。併吾がぎっくり腰をおこし、一果と和が親子競技に出場するのがベタ。一果もツンツン。でもはずかしかったけどうれしかった。ここから実母登場で不安をあおる。
前半の山場。本当に連ドラ／朝ドラみたいな展開。とはいえ一果が真理と一緒にフランスへ行く選択をしないことはわかっている。たしかに単純な印象だけで判断すると真理はイヤな母親。でも彼女の落ち度はほぼない。実際、物語も彼女が一果に愛を注ぐ描写を入れ込み、過去に抱く母親としての落ち度も許す。この物語の着地地点で解消しないとならない最大の障害は、一果の父親をどう許すかだ。
『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでられません 第3部』 第30話 「祈念式」
http://
２期の最後みたいにいきなりファンタジー全開に――。作画の質も変わり、まったくちがったテレビアニメみたいに。でもマンネリ気味であった作風に変化がおきて歓迎。「自由奔放」「わがまま」「目立ちがりや」な青色神官ジルヴェスターに辟易しつつも、無事に各地の祈念式をこなすマインたち。だがビンデバルト伯爵なる貴族が自身をねらっている事実を知り、陰謀が動き出す。
伯爵の手勢が従者の乗る馬車を襲撃。魔力を放出するとき、名前も顔も知らんどこかの領民が巻き込まれ傷付くなどは一顧だにせず。「ロジーナたちのほうが大事！」と言い切るマインさんに利己心と家臣愛を見る。２期の最後より激しい今回のアクションシーンに本作が「なろう系作品」だったと思い出す。森が吹き飛び、不死鳥型の炎が飛び、最初にもいったけれど本当に別のアニメみたいである。
『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでられません 第3部』 第31話 「青色神官の贈り物と帰宅」
http://
諸般の事情で前回（30話）の感想と同時掲載です。闇の神の魔法を使う何者かの襲撃をうけたマインたちはこれを撃退。祈念式を終えエーレンフェストへ帰還。そのマインの工房や発明を一目見たいとジルヴェスターが神殿を訪問する。神官長はマインの発明に危機感を抱く。ダリアへイェニーが語る「“子供”を好む貴族」っていうのが実際マインへ事を起す――トラブルを起す輩になりそうだ。
ジルヴェスターがマインに贈る魔力具の首飾りをふくめて“そうならない”と物語の期待にそわない。神官長がマインの発明に「歴史をかえる」と不安を感覚するのはよくわかる。製本だけではない。制作工程の短縮と量産技術の普及は、それまでその仕事へ関与してきた人々の仕事を奪う。また庶民に文字が普及したなら社会体制を啓発・変更することができる。それを快く思わない連中は存在する。
■2022/05/08/日
５月４日の午前から地元でTRPGのセッション――。
『デルタ・グリーン（Delta Green: The Role-Playing Gam）』のGM（HL）をやらせてもらいました。参加したメンバーは感染対策ともども協力ありがとうございました。
https:/
午前10時から午後６時までプレイしたの19年以来だったけれどメンバーの伴侶のおかげだな。「もう３年だし我慢しなくてもいいよ」とのこと。心が広い。
●登場キャラクター（50音順）
▼PC� ．◆璽機次ΕΕ�ンターズ 連邦政府エージェント
伝書鳩レースが趣味の元・空軍大尉。地上勤務への転属に嫌気が差し空軍特別捜査の職務へ回る。なんでもそつなくこなせる技能の持ち主。
▼PC�◆．縫灰薀ぁΕ哀蝓璽如］∨�政府エージェント
所属はアメリカ麻薬取締局で祖父も東欧出身で法執行機関の所属。巨漢だかベタで良い人。最近の情勢で肩身がせまい。荒事屋で戦闘向き。
▼PC�� ヴェボフ・シャムラーン 連邦政府エージェント
ムスリムでアメリカ合衆国運輸省勤務。監察官室づき。元・統計学者。職務の影響で各地を飛び回りほぼノマド的生活。交渉や調達が得意。
●プレイの内容
（１）
まず全体の内容から。『デルタ・グリーン（以下DG）』の“エージェント”は「任務に使用する装備」あるいは「任務で回収した品物」を保管しておく「グリーン・ボックス（以下GB）」と呼ぶ保管場所をもっている。GBの形状、場所、種類は様々で“エージェント”の人数だけ存在する。*1今回使用したショットガン・シナリオ「Operation STOP REPO」*2の題材はこのGBである。
PCは突然引退した“エージェント”・サフィア*3が使用していたGB回収を命令されることになる。サフィアは空港に停車する車両をGBにしていたが、様々な理由でこのうちの数台が中古市場へと流され競売にかけられた。*4“エージェント”はDGの秘密と危険なGBの中身で被害をださないため中古車両を回収する。だがサフィアと一緒に任務にあたり狂気へおちいったメンバーが妨害する。*5
（２）
オペラナイト*6の指示はボストン経由でD.C.に帰るニコライから始った。ボストン空港の椅子で隣に座る男が紙製のファイルを置き忘れ立ち去る。ニコライは呼び止めようとしたがやめた。ファイルには小さく“緑色の三角”がマジックでかかれていたからだ。*7ファイルの指示は簡潔だ。空港の駐車場に停車中で持ち主と連絡のとれない車両をボストンの行政が公的競売へと賭けた。*8
「その車両の中身を回収して“封じ込め”よ」。*9ファイルには「まず訪問するべき車両の持ち主の住居」と「ふたつの携帯の番号」があった。以前DGの任務をうけたことがあるとしたニコライは番号へ電話。電話は同じファイルを受け取ったアーサーとヴェボフへつながった。*10 「緑色の三角の件で――」*11 ニコライが語り十数分後。一行は空港で車を借り車両の持ち主の住居へと向った。
（３）
３人はDGの任務を過去に引き受けたことのある“エージェント”だが初顔合わせ。そもそも本作のゲームプレイはそういう場面が多い。*12 PC３人はエージェント・サフィアの自宅へ向う。もっともPCはサフィアの素性と名前も把握してない。*13 アパートの調度で、回収するべき車両の中身の持ち主が“男性”だとわかったくらいだ。だが部屋は施錠してある。アーサーは法的執行介入*14 を使用する。
アーサーのPLは「制限区域へ武装してない状態で立ち入りする資格証明」*15 を使用しアパートの管理会社と地元警察に電話した。「住人が所有していた車両が事件に関係しているかもしれない」「調査が必要だ」。FBIの自身とDEAのニコライが口裏をあわせれば説得できるだろう。*16 適当な理由だ。GMの自分は不利な修正をあたえずアーサーは判定に成功。管理会社は自宅の鍵を開ける。
（４）
部屋の中は整理整頓されておらず住人の性格がうかがいしれる。ほどなくPCはGBの中身を記す目録を発見した。目録は走り書きで「コカ・コーラ」*17「拳銃（ジップロック）」*18 「K-POP CD」*19 「ビリングスの電話帳一式」*20 「M45 短機関銃」*21 「トレンチスパイク」*22 ドゥエイン・ジョンソン」*23 「アイトホー標本（1960年代）」*24 とあった。“エージェント”らは嘆息した。*25
事前に受け取ったファイルには、空港が公的競売にかけた車両一覧があった。*26 このうちのどれかもしくは数台がGBだ。車両一覧の車は合計６台。合衆国運輸省に勤務するヴェボフ*27 は部屋を捜索して、普段使用していた車両の情報を探し一覧と付け合せる。PLはGBが高級車ではなく大衆車だと予想した。盗難の心配があるからだ。これでリストの数台の車両をはじける。*28
（５）
このゲームルールの外側で純粋な推理をたもすしかけはおもしろい。*29 一行は写真に映るアニメバンパーステッカーを貼るシビックはGBに「確定」。そのほかジェッタとグランド・ラレードにも当りを付けた。中古販売業者に連絡してPCは車の行き先を聞く。まだ競売へかけられていたジェッタは購入。*30 これはちがう。グランド・ラレードは登録ナンバーを調査し地元警察へ手配をかけてもらった。
PCはグランド・ラレードのトランクから「拳銃（ジップロック）」「ビリングスの電話帳一式」「K-POP CD」「ドゥエイン・ジョンソン」を回収した。善人のニコライは運転手／購入者の身の上を心配して地元警察に情状酌量をたもす。*31 また競売にかけられた車両は実際に「危険な積荷を積み込む」事実を裏打ちすることも期待した。結局３人は相談して販売車両すべてを追跡調査してもらった。*32
（６）
やはりビンゴはシビック。一行はシビックに手配をかける。アニメバンパーステッカーのシビックは目立つ。警察の連絡で車両を発見。だが一帯はほぼ人気がない。「おかしくない？」アーサーの予想は的中。突然シビックから銃火がひらめく。一行は応戦をするが状況がわからない。*33 ヴェボフは謎の相手と大声で交渉する。銃火が止み屈強な男が姿を現す。ヴェボフが叫ぶ。「緑色の三角」と。
だが相手は反応をかえさないどころかサフィアの仇と叫ぶ。PCはしかたなく相手を無力化させた。*34 シビックのトランクを確認。やばいものだらけ。銃撃に警察車両のサイレンが近付く。PCは「コカ・コーラ」の正体――７ｇのＣ４爆弾を見て証拠隠滅の方法をかんがえた。*35 その日の夜ボストンの臨時ニュースは港湾でおきた車両爆発事件を報道した。翌日地元警察の朝の署内。３人はコーヒーを飲む。*36
●脚注
※１ 同時にそれぞれの“エージェント”が個人で管理しているためトラブルを引き起こす場合も多い。
※２ https:/
※３ DGにおいて“エージェント”の“引退”は様々な意味を持つ。ただ重要でないならばそれをはっきりさせないのがDGのゲームプレイの「コツ」だ。PCとPLは勝手に不安な妄想をふくらませてくれる。
※４ 空港の駐車場に長期間駐車する車両は世界各国の問題だ。「駐車料金の延滞で持ち主が連絡を拒絶した」「運転手が旅行先で客死する」など、様々な事例が存在する。車両は個人の持ち物だ。このため空港は簡単に撤去できない。
※５ （６）を参照。“エージェント”・サフィアが一緒に行動していたタスクチーム全体がトラウマをおっている設定。
※６ “オペラナイト”――オペラの夜はDGが行う各種作戦の総称だ。
※７ この部分は「大変誤解」されているがDGの“エージェント”は「我々はデルタ・グリーンだ」などと間抜けには名乗らない。そもそも組織の名称などないのだ。どう名乗るのか？ “エージェント”は自身の関る任務の背後に政府がいることは理解している。だが、その命令系統や組織の詳細は把握してない（できない）。DGのシンボル“緑色の三角（デルタ・グリーン）”は符丁た゜。このシンボルがしめされたところに、PCが関り解決するべき神話事件が存在するのだ。
※８ ※４も参照。空港の駐車場に停車中の車を行政は簡単に撤去できない。“エージェント”・サフィアはこれを利用した。だがボストン行政は車両を強制撤去。トラブルが発生する。DGの事件発生によくあるパターンだ。
※９ 封じ込め（Containment）。DGが任務に使う用語のひとつ。対象を活動不能にするか封印・回収する。
※10 アーサーは自身の持ち物にファイルがまぎれていた。ヴェボフは合衆国運輸局勤務。公的任務のためにボストンを訪問していた。
※11 あっ……！
※12 DGは『クトゥルフ神話TRPG』の６版／７版と比較しても死亡率の高い作品だ。またプレロールドキャラクターを使用して過去の時代のシナリオや過去の時代の出来事をプレイする場合も多い。必然「はじめてキャラクターが出会う場面」はおおくなる。
※13 “エージェント”に任務をあたえ政府とつながる“プログラム”は必要以上の情報を“エージェント”にもたらさない。ルールブックでもふれられている。
※14 法的執行介入（Law Enforcement）。DGに<公権力（Bureaucracy）>の技能が存在するよう、本作のPCはアメリカの政府職員だ。このため“エージェント”は所属組織の政令を使い事態へ介入することができる。
※15 「制限区域へ武装してない状態で立ち入りする資格証明（Credentials for unescorted entry into a restricted site）」。ルールブックのp103参照。
※16 ※13も参照。DGの任務――神話事件の解決を行う“エージェント”は、目的達成のために自身の所属組織が持つ公的権利を利用する場合が多い。ただ“プログラム”はPCの行動を一切担保してくれない。政府の命令ではなく勝手にPCがやったことなのだ。このためPCは自身の職務の範囲でもっともらしい理由をつけないとならない。これによってHLは「PCの要求が承認されるか？」ゲームルールにのっとり判断する。本作の特徴のひとつだ。
※16 ※15も参照。「車両がドラックの売買に関係している」。これはじつにもっともらしい理由だ。
※17 中身の約7ｇのC4爆薬に40本の信管を突き刺し壁に設置してあるソーダ飲料缶。缶の蓋の開封したなら、小さな針が銃用雷管を突き刺しC4爆薬に点火する。なおソーダ缶内部の爆発装置は８オンス（約227ml）の植物性油につかっている。取り扱い注意。
※18 ジップロックにいれられたグロック17と弾丸30発。
※19 様々なK-POPバンドのアルバムがつまったプラスチック製のコンテナボックス。 フォトカードや小冊子などの特典は開封ずみ。それらはすべて乱雑に投げ込まれている。
※20 モンタナ州ビリングスの電話帳一式。「教会」「特定の種類の被害社会」の項目は徹底した調査と検索のあとに赤色のマーカーで「うそつき！」と殴り書きしてある。
※21 スウェーデンの使い込んだM45 9mm短機関銃。弾倉には14発が弾丸が残る。 木製の取っ手には小さなベトナム語を刻み、その大体の意味は「社会と常に」だ。
※22 トレンチスパイクのついたナックルを強引に溶接した料理包丁。執拗に研ぎ澄まされている。
※23 ドゥエイン・ジョンソンのポスター。
※24 ホルムアルデヒドがいっぱいの瓶の中に入る奇妙な白いクモのような生き物、幅は約１インチ。この生き物（アイトホーのひな）の情報は一切ない。ただ外側の標本用ラベルから1960年代初頭のイギリスで採取されたものとわかる。
※25 「標本これだめだろ」「ドゥエイン・ジョンソンってなんだよ」「そもそも武器がはいってる時点でやばい」
※26 「1978年製シェルビー・モンテカルロ、白色、ファクトリーでＴトップスに改造」「2003年製ホンダ・シビック、銀色、アニメバンパーステッカーあり」「1994年製ボルボ 740ターボ、以前はあずき色、５速マニュアル」「2018年製クライスラーパシフィカ、黒色、フルオプション装備にくわえアンダーコート塗装」「1996年製チェロキージープ・グランド・ラレード、青色、すくなとくも一度は完全に横転した痕跡あり」「1988年製フォルクスワーゲン・ジェッタTDI、白色、異常な走行距離、雨漏りしやすいサンルーフ」
※27 ヴェボフのPLはHLが説明したシナリオの概要に自身の所属する組織（アメリカ合衆国運輸局）を選択した。
※28 モンテカルロとクライスラーは大衆車ではなく高級車だからだ。
※29 こういう判定以外で成り立つ「判定」がシナリオの優劣をきめる。
※30 ヴェボフは経費で費用を申請した。
※31 購入した家族（一家はキャンプが好き）は競売会場から和気藹々あらたな車を持ち帰るところであった。PCは家族の思い出のために今日一番奮闘した。「まってくれよ警部。あんたにも家族がいるだろ（名言）」
※32 ※14も参照。ふたたびPCは法的執行介入を行う。法的執行介入は「正当で緊急な理由」の場合は判定に＋20％のボーナスを得る。実際トランクには危険な積荷があった。この事実は＋20％のボーナスに十分だ。
※33 そもそも相手（“エージェント”・サンドヴァル）は狂人ですしね。
※34 おそらくレンタルした車両の遮蔽がないとやられていた。相手のアサルトライフルは致死レーティング（https:/
※35 標本を警察に回収されるわけにはいかなかった。とはいえ持ち去る時間もなかった。PCは「自身たちの襲撃者が自爆テロをもくろんで車両にしかけをしていた」「その爆薬に引火・爆発した」と説明した。ニコライは襲撃した人物の武装と練度からおそらく軍歴があると踏んだのだ。実際“エージェント”・サンドヴァルは元・SEALであった。
※36 くたくたであった。
『このヒーラー、めんどくさい』 第５話 「そんな第５話」
https:/
老婆から妙齢の女性までこなせる魔女の中の人（久川 綾）の演技に関心するそんな第５話。「とまってぶーりん」の宿屋名のもとネタは当然「とんでぶりーん」。94年放送。約28年前。たしかにいまパッと思い浮かぶユーザーはいない。あいかわらずオークも「いい魔物」。人間に化け宿屋を営むオークは旅人に出す料理に盛る。そう滋養強壮の薬を。たしかに流れ変わったな。
薬草採集の途中で魔女と出会い、その魔女をポンコツ僧侶が翻弄する。こっちも流れ変わったな。ちゃんと魔女は悪い魔物。ですけどポンコツ戦士とボンコツ僧侶のやりとりに疲れ果てる。もう帰って！ カーラが闇属性っていうのはネタではなく根幹の設定で、召喚した魔物が魔女を食い、魔女は時間遡行で若返り。究極の美容効果。そんなわけあるか。でも一応回復ではある。
■2022/05/09/月
たのしいごーるでんうぃーくおわり。
『ヒーラー・ガール』 第５話 「私の下僕におなりなさい/ロシア料理でいい夢を」
https:/
ソニアちゃんは良い子でかわいい。鳥丸音声治療院の制服はＦＦの白魔導士みたいな洋装。穂ノ坂治療院の制服は巫女服的な和装。穂ノ坂治療院の院長でしのぶの祖母がギックリ腰になった。この手助けにかなたち３人のヒーラー見習いが手伝いに。３人に「下僕になりなさい」とソニアは調子に乗る。態度とは裏腹に良い子のソニアちゃんの掘り下げ。同時に穂ノ坂しのぶの掘り下げでもある。
どうやら今回と次回のソニアとかなが学ぶ星漣高校の文化祭がメインの模様。ソニアはかなを使い倒す無茶ぶりでロシア料理の模擬店を出す。ソニアはロシアと日本のハーフの設定。とにかくロシアでロシアでロシア。おそらく制作時点で「現実がこんなふうになる」など予想もできなかった。ですから彼女のキャラクター設定に難癖などつけてはならない。戦争なんかするからこうなんだよ。
■2022/05/10/火
予約電話において「サークルを構成する面子がどういうヒトたちであり」「TRPGをしていて」「どういうスケジュールで活動し」「なにが必要なのか」そろそろ“ただ漏れに”になってきていることがわかる職員のヒトの手際のよさ。
『境界戦機 第二部』 第５話 「保護区」
https:/
作画低調。この出来にもはやスタジオが本作に期待してない気配もわかる。１部で登場した末永ユウセイが「八咫烏」に助けを求める。助けを求めた理由は日本人の保護区を運営する大ユーラシア連邦のキリル・ジルコフの救援。アモウたちはキリルの保護区へ向う。今回の目的はアモウのトラウマ解消。戦闘の最中キリルの妻で日本人のユウナが出産する。これによって彼の戦いと命を守る行動へむくう。
ベタベタですけど落し所は真っ当。アモウは殺人を犯す。だがそうしないと大切な人々を守れないし救えなかった。「ただしい」ではなく「事実」。ガシンはアモウにユウナの子供をふくめ「おまえは大切な人を守った」と許す。これにてアモウたちのトラウマ退治は終了だな。今回「プロトタイプ・ゼロ」を持ち出し“イキ”って敗北したテイラーはまったくのかませ。今後また登場するのか？
■2022/05/11/水
今日みたいな気温だと「除湿が利きすぎ寒いです」のヒトと「蒸し暑い」のヒトで意見がわれる。今年も冷房の季節がきたな。実際オフィス全体の空調ムラの問題は冬場より夏場の方が多い。今度人事の会議の議題にかけてみるか。
『古見さんは、コミュ症です。 第2期』 第５話 「それぞれのお正月です。/アイススケートです。/風邪です。」
https:/
「それぞれのお正月です。」 家族単位の初詣が終り只野一家に普通に溶け込む正月２日のなじみ。彼女の発案でクラスメイト全員が初詣に行く。初詣よりクラスメイトたちそれぞれのお正月を披露する展開。「アイススケートです。」 もう以前と目的が違い「只野ラブ」になってしまった片居くんが只野くんと古見さんと一緒にアイススケートに。なお本人はスケートができない模様。
只野 × 片居の関係は現在のコメディにおいて鉄板のＢＬ要素。最近この要素いれていない作品ないよな。日本は欧米より千年はすすんでる。「風邪です。」 妹が感じる兄の周囲の女の匂い。39℃の風邪って自分にはわからんな。未体験ゾーン。なじみを呼び出すつもりが古見さんを呼び出しちゃうベタな展開。看病の様子ににまにま。家事が得意な部分はイメージどおりの古見さん。
『であいもん』 第６話 「芋名月」
https:/
学区民運動会で「緑松」の面々に一果が“家族”を感じて嬉しい一幕から急転直下。彼女の実母・真理が来訪。一果を引き取りにあらわれる。京都名物というか京都独特の学区民運動会。本人（一果）以上に盛り上がる周囲。併吾がぎっくり腰をおこし、一果と和が親子競技に出場するのがベタ。一果もツンツン。でもはずかしかったけどうれしかった。ここから実母登場で不安をあおる。
前半の山場。本当に連ドラ／朝ドラみたいな展開。とはいえ一果が真理と一緒にフランスへ行く選択をしないことはわかっている。たしかに単純な印象だけで判断すると真理はイヤな母親。でも彼女の落ち度はほぼない。実際、物語も彼女が一果に愛を注ぐ描写を入れ込み、過去に抱く母親としての落ち度も許す。この物語の着地地点で解消しないとならない最大の障害は、一果の父親をどう許すかだ。
『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでられません 第3部』 第30話 「祈念式」
http://
２期の最後みたいにいきなりファンタジー全開に――。作画の質も変わり、まったくちがったテレビアニメみたいに。でもマンネリ気味であった作風に変化がおきて歓迎。「自由奔放」「わがまま」「目立ちがりや」な青色神官ジルヴェスターに辟易しつつも、無事に各地の祈念式をこなすマインたち。だがビンデバルト伯爵なる貴族が自身をねらっている事実を知り、陰謀が動き出す。
伯爵の手勢が従者の乗る馬車を襲撃。魔力を放出するとき、名前も顔も知らんどこかの領民が巻き込まれ傷付くなどは一顧だにせず。「ロジーナたちのほうが大事！」と言い切るマインさんに利己心と家臣愛を見る。２期の最後より激しい今回のアクションシーンに本作が「なろう系作品」だったと思い出す。森が吹き飛び、不死鳥型の炎が飛び、最初にもいったけれど本当に別のアニメみたいである。
『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでられません 第3部』 第31話 「青色神官の贈り物と帰宅」
http://
諸般の事情で前回（30話）の感想と同時掲載です。闇の神の魔法を使う何者かの襲撃をうけたマインたちはこれを撃退。祈念式を終えエーレンフェストへ帰還。そのマインの工房や発明を一目見たいとジルヴェスターが神殿を訪問する。神官長はマインの発明に危機感を抱く。ダリアへイェニーが語る「“子供”を好む貴族」っていうのが実際マインへ事を起す――トラブルを起す輩になりそうだ。
ジルヴェスターがマインに贈る魔力具の首飾りをふくめて“そうならない”と物語の期待にそわない。神官長がマインの発明に「歴史をかえる」と不安を感覚するのはよくわかる。製本だけではない。制作工程の短縮と量産技術の普及は、それまでその仕事へ関与してきた人々の仕事を奪う。また庶民に文字が普及したなら社会体制を啓発・変更することができる。それを快く思わない連中は存在する。
1
0
最近の日記
- ヒビノキ873（05月19日〜05月25日ま…
2024年05月24日22:30
- ヒビノキ872（05月12日〜05月18日ま…
2024年05月19日23:26
- ヒビノキ872（05月12日〜05月18日ま…
2024年05月17日23:35
- ヒビノキ871（05月05日〜05月11日ま…
2024年05月12日23:29
- 世界を破壊したもの 『オッペンハイマー』
2024年05月12日23:24
ログインしてコメントを確認・投稿する