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2021年04月22日22:21

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「どん底作家の人生に幸あれ!」

イギリスの文豪チャールズ・ディケンズの半自伝的小説「デイヴィッド・コパフィールド」を映画化した英米合作映画です。
デブ・パテルが主演を務め、「サスペリア」のティルダ・スウィントン、「007」シリーズのベン・ウィショーが共演。

デイヴィッドは幼い頃、周囲の変わり者たちについて書き留めては空想して楽しんでいました。優しい母と家政婦の3人で幸せに暮らすデイヴィッドでしたが、暴力的な継父によって工場へ売り飛ばされてしまいます。どん底の日々の中で成長した彼は、唯一の肉親である裕福な伯母の助けで上流階級の名門校に通い始めます。卒業後は法律事務所で働き、恋人もできてついに幸せを手に入れたかに思えましたが・・。

この原作以外のディケンズの作品は何冊か読んだし、ロンドンでディケンズが住んでいた家を見たこともあり、思い入れもあったのですが、波乱に満ちた人生を騒々しく描いた感じで、物足りなさを感じました。俳優や衣装、街の雰囲気などは良かったのですが。


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