先日、銀杏BOYSの峯田和伸へのインタビューが話題になっていた。
「ツイッターやSNSでみんな一つの方向に流されているのは怖い」と峯田はいう。いま世界がひとつにまとまろうとしているのはいいことではなく怖いことだ。何かが起こり文句をいっているうちにどんどんみんな悪い感情に押し流されていくからだ。
峯田:「誰かと繋がりたいとかはない。」
誰かがなにかをしでかすとみんなが謝罪しろという風潮。人が謝るのをみてストレス発散しているのか。有名人が亡くなるとみんなが一斉にご冥福をお祈りしますと声をあげる。どうしてみんな関係ないねって言わないのか。
峯田:「世界とすごくくっついちゃってさ。世界と一つになろうとしてる。本来自分と世界とは違うじゃん、関係ないじゃん。世界とひとつになんかなれないのにさ。みんながバラバラなのが本来の姿。
だから『世界がひとつになりませんように 』」
『世界がひとつになりませんように』は去年の峯田の武道館公演のタイトルだが、峯田の言いたいことはこの言葉に集約されている。
峯田:「ネットって最初のころは世界が広がるってワクワクしたけどいまはしない。広がると思うのにどんどん狭くなっちって。バラバラだから広い、バラバラだからおもしろい。ひとつになることは狭くなることだ。」
*NHKラジオ第二「高橋源一郎の飛ぶ教室」12/11放送 イントロダクションよりメモ
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https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=6345795
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