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2020年08月23日19:57

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妖怪_その1

先日NHKの「新日本風土記」で全国の”妖怪”の話をやっていた。
季節柄とはいえことしのNHKは”幽霊、妖怪、おばけ”の話が多い。
少し前には”牡丹灯籠”のドラマがあったし、”大江戸もののけ物語”というドラマもあった。
さらに”おばけ屋敷”で全国の祭りを回っている一家のドキュメンタリーもあった。

妖怪とはなにか。番組では全国の妖怪を紹介しながら妖怪を見た人会った人などをを紹介していた。
会った人の話は作り話などではなく全く間違いなく体験した話としてはなしていた。
あるおばあさんは子供のころ川でカッパと水かけ遊びをした話をしていたし、川の淵に人魚が居て田んぼの水のコントロールをしていたが戦後のある日照りの年にポンプでくみ上げて田んぼに配水したらそれきり人魚はいなくなってしまったという話しをした人もいた。
大人になってからでも”ざしきわらし”にあった人もいたし、廃校になった小学校にも”ざしきわらし”がいて通りかかった人が声をかけたという話しもあった。

自然の中の危ないところには”**妖怪がいるので子供たちに近づかないように言っている”という話は全国いたるところにある。
日本の妖怪は自然の中にいて我々の生活と密着している。
善い妖怪もいれば人を殺してしまう悪い妖怪もいる。

私自身も妖怪ではないが火の玉(人魂)を見た記憶がある。子供のころ住んでいた集落のはずれに”一本松”という場所があり、松の木が1本あって子供たちの遊び場になっていた。
一本松のそばの用水路で魚を取ったり松の木のそばで凧揚げをしたり雪合戦をしたりしていたことを覚えている。夜は近くに家もなく寂しい場所なので近づくことはなかった。
そこで夜火の玉を見たことが記憶に残っている。
しかしそのことは年長者や大人たちから”夜、一本松に火の玉が出る”という話を何度も聞かされていたのでそれが刷り込まれて私自身も見たという記憶になってしまっているのだろうと思う。
子供のころ妖怪や幽霊を見たという話はそのようなものが多いのだろうと思う。

そういえば家に昔買った妖怪の本があったなと思いだし、引っ張り出して読み直してみた。

続く

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