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2019年10月01日14:24

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狛犬渉猟File@青木神社

○File#491 青木神社
○所在地…神奈川県横浜市港南区大久保2−1−11
○社格など…旧村社、多々久之郷六箇村総社
○訪問日…令和元年9月22日
○歴史・由緒など…創建年代は不詳ながら、もと多々久之郷六箇村(久保・最戸・中里・弘明寺・井土谷)の総社だったと云う。年不詳ながら、大岡川の洪水の際に、当社の御神体が流出し漂着した地が神奈川区青木町で、この「青木町」の地名の起源ともされているようだ。明治6年に村社に列格、この時、青木明神社の社号を青木神社に改称。明治41年には村内の伊勢社・火産神社・稲荷社・子の神社・十二所社など、7社を合祀したと云う。


○社殿前の1対(通算744号)
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厳めしい系の岡崎現代型のペアである。
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生年は、「昭和三十年六月二十日奉納」(阿形台座裏面に紀年銘)。
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○社殿前奥側の1躯(通算数番外)
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社殿に向かって左の吽形しか残ってないため、通算数からは除外するが、なかなか感じのイイ江戸時代生まれの狛犬が、1躯だけ現役ポジションをキープして鎮座し続けていた♪
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向かって右の像は台座だけが残されており、その背面側に「慶應二丙寅歳」の文字、残されている吽形の方の台座背面に、「十月吉祥日」の紀年銘が読める。
わしが伺った時、ちょうど神社の方が境内を掃除していて、話しかけてこられたので、片割れが不在の狛犬について聞いてみた。
片方は破損したのかと思って訊ねたら、「進駐軍が持って行った」とのこと。
狛犬を、進駐軍が?! 何のために?
戦時下の金属供出で、青銅製の狛犬が軍部に接収されたという話は間々聞くが、進駐軍に持ち去られた狛犬というのには初めてお目にかかった。
残された方の吽形は、心なしか寂しそうである。。
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