ストックスピール

ニュースで耳にした言葉。
誰にだって心当たりのあることなのに、もっともらしく言われると「当たってる！」と思ってしまうものを【ストックスピール】と言うそうだ。
【ストックスピール】とは、事前に準備しておいた「誰にでも当てはまるフレーズ」を使って、リーディングする事。
コールドリーダー（占い師等）は、まず最初にストックスピールを使って、相手の信頼を勝ち取っていく。


「○○さんって、自分よりも相手が嬉しそうにしてくれるのに喜びを感じるタイプだよね？」

「○○さんって、本当は相手の事を思っているのに、気持ちを誤解されちゃう事があるでしょう？」

「○○さんって、恋に関してはわりと直感が鋭い方だよね？」

「○○さんって、好きになったら相手の期待に答えようとして、ちょっと無理しちゃうところがあるでしょう？」


本当に相手の心を感じ取っている雰囲気を出しながら、このようなことを真剣に話すと、「あぁこの人は私のことをわかってくれている」と信じてしまう。
スムーズに会話を始める助けにはなるが悪用されることもある。


京都の祇園などでイケメン大学生が女子大生らをナンパし、延べ262人を風俗に沈めたとされる事件。京都の有名私大（立命館、同志社など）の現役大学生が加担していたというが、被害者も加害者も同世代。彼らの親はどんな気持ちだろうか。
https://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_514702/

ナンパの手口はイケメンな容姿と【ストックスピール】で女子の心をめろめろにする巧妙なやり方だったという。