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2018年12月19日16:31

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Francis Lai「Madly」

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フランシス・レイが亡くなる少し前に初CD化された1970年ロジェ・カーヌ監督作品「栗色のマッドレー」のサントラ。

映画はアラン・ドロン、ミレイユ・ダルク、ジェーン・ダベンポートの主演。

日本では盗作されまくったフランス・レイだが、自身にも盗作疑惑を持たれた事があった。

あの「ある愛の詩」が、その半年前にステルヴィオ・チプリアーニによって作曲された映画音楽「ベニスの愛」にそっくりだと言うのだ。

↓ある愛の詩
https://www.youtube.com/watch?v=l1DoQhO6gt8

↓ベニスの愛
https://www.youtube.com/watch?v=7_2f9Oo1tvk

結局フランシス・レイも似ている事を認めたが、チプリアーニはフランシス・レイの両親が自分と同じイタリア人だという事で、イタリア人同士で争いたくはないと裁判沙汰にはしなかった。

その代わりフランシス・レイは、この「栗色のマッドレー」の権利をチプリアーニに譲渡することにしたのである。

そういう経緯があるために「栗色のマッドレー」のCD化は難しいとされてきた。

即ち正に念願の1枚なわけだが、何しろこれが傑作。

ここに来てフランシス・レイの名盤がまたひとつ登場して来たという次第だ。

ちなみに映画は昔TVで観たが、内容はほとんど記憶にない。

ただ失礼ながらアラン・ドロンの新恋人とされたミレイユ・ダルクを、どこがいいのかと思いながら観たのは確か。

↓栗色のマッドレー
https://www.youtube.com/watch?v=Eb4ds_SspFI

しかしこの頃のアラン・ドロンはカッコイイ。

映画の内容なんか関係なしで魅入ってしまう。

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