Francis Lai「Performs His Great Film Music」

フランシス・レイとロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラによる1974年10月26日、ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール公演を収録したアルバム。

drgがリリースしたUS盤の日本盤をCD化したもので、当時の簡単な日本語ライナーが付いており、音質も良い。

指揮と編曲は、クリスチャン・ゴーベールだ。

何にしたってフランシス・レイは、クリスチャン・ゴーベールが編曲をしていた時期がイイ。

曲目は

1.ジュリー・アンドリューズによるイントロダクション
2.ウェスタン・テーマ(あの愛をふたたび)
3.男と女
4.パリのめぐり逢い
5.冒険また冒険
6.うたかたの恋
7.マイ・ラブ
8.男と女の詩
9.ある愛の詩

オーケストラも一流だし、ジュリー・アンドリューズの登場から始まる所からして華やかで大掛かりなコンサートだった事が判るが、さすがにこの曲の少なさは物足りない。

実際のコンサートの半分位しか収録されていないのではないか。

アレンジはフル・オーケストラ用に趣向を凝らしてあったり、ほとんどオリジナル通りだったり曲による。

↓この2曲を聴き比べよう。

「うたかたの恋」(ライヴ・ヴァージョン)(1974)
https://www.youtube.com/watch?v=q0aDrMuAsP0


「犬神家の一族」(1976)
https://www.youtube.com/watch?v=t03hgUqOL9w&t=92s