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2018年06月12日21:43

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森田童子さんが本当になくなった

 森田童子を知ったのは、たぶん浩子さんの『オールナイトニッポン』だろう。
 浩子さん、山崎ハコと共に暗い歌手と言われていた。

 『ぴあ』にライブ告知があったのは憶えている。
 
 引退後、姿を現さないけれど、忘れ去られてはいない存在として、原節子、山口百恵とも似ていたかも知れない。

 『高校教師』で『ぼくたちの失敗』が流れたのには驚かされた。
 
森田童子さん死去していた「高校教師」主題歌ヒット
1976年(昭51)年に「ぼくたちの失敗」がヒットするなど、1970年代にシンガー・ソングライターとして活躍し、1983年(昭58)に引退した森田童子さん(もりた・どうじ=本名不明)が、4月24日に亡くなっていたことが11日、分かった。65歳だった。日本音楽著作権協会(JASRAC)の会報に、訃報が掲載された。死因は明らかにされていない。

 森田さんは、1975年(昭50)に「さよなら ぼくの ともだち」でデビュー。若さとむなしさが充満する歌詞と、語り掛けるような歌声が特徴で「孤立無援の唄」や「男のくせに泣いてくれた」などヒット曲を出した。ライブハウスを中心に活動を展開し、若者に支持されたが、83年に東京・新宿ロフトでの公演後、活動を休止した。明確な引退宣言はなかったが、引退後は主婦として暮らし、表舞台には出なかった。
 
 その中、1993年(平5)に「ぼくたちの失敗」がTBSドラマ「高校教師」の主題歌となり再ブームを呼んだ。2016年には、最新技術でリマスターされたアルバム全集や全曲集の楽譜も出版されるなど、再び脚光を浴びていた。

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