渋谷の名画座シネマヴェーラ渋谷でヒッチコック監督特集を見ました。
「バルカン超特急」「ミュンヘンへの夜行列車」の二本立て。
正月休みという事もあって立ち見も出る盛況でした。
「バルカン超特急」1938年
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列車の中でミス・フロイという一人の老婦人が消え失せた。
アメリカの富豪の娘アイリスは、フロイの行方を探すが、彼女が居たという痕跡すらもない。
乗客もフロイの存在を信じない中、ギルバートという青年だけは、アイリスに協力を申し出るが……。
ユーモアとサスペンスにあふれた、ヒッチコックのイギリス時代の代表作。
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イギリス時代のヒッチコック監督の傑作。
マーガレット・ロックウッドが美しいし、ヒッチコックのユーモラスでサスペンスの効いた演出が素晴らしい。
列車のクリケット狂の英国人二人が楽しい。ラストの鮮やかさはさすがヒッチコック。
2回目ですが列車の中で老婦人が消えるという話くらいしか覚えていなかったので楽しく見ました。
ジョディ・フォスターの「フライトプラン」は本作のリメイクです。
監督 アルフレッド・ヒッチコック
製作 エドワード・ブラック
脚本 シドニー・ギリアット、フランク・ラウンダー
原作 エセル・リナ・ホワイト『The Wheel Spins』
音楽 ルイス・レヴィ、チャールズ・ウィリアムズ
アイリス・ヘンダーソン - マーガレット・ロックウッド
ギルバート - マイケル・レッドグレイヴ
ハーツ医師 - ポール・ルーカス
ミス・フロイ - メイ・ウィッティ
トッドハンター氏 - セシル・パーカー
トッドハンター夫人 - リンデン・トラヴァース
カルディコット - ノウントン・ウェイン
チャータース - ベイジル・ラドフォード
男爵夫人 - メアリー・クレア
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