mixiユーザー(id:2142867)

2017年12月22日23:58

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パレスチナ

よくぞ賛成票を投じたものだ、
あれだけトランプの腰巾着になっていたから
棄権するかと思っていた。

今から17年ほど前、パレスチナ・イスラエルを
公演して回った。
丁度第2次インティファーダが始まったばかりの時で
10月の予定をずっと延期していたのだが、
選挙で強硬派のシャロンが首相になったばかりの
お互い出方をうかがっていた3月に
ほんの少しの平和な時ができて、回ることができた。

しばらくしてクリントン大統領が平和へのロードマップを
発表したが、一読してこれは無理だと思った。
難民の帰還について、何も書かれていなかったからだ。
案の定何の解決にもならなかった。

イスラエルは四国よりも小さな国、
私たちが行った時の人口は600万人で、
その内イスラエルアラブの人口は200万人だった。
イスラエルアラブの出生率は非常に高く
いつかは人口比率が5割を超すと思われていた。
そこでイスラエル政府はどうしたか、
ともかくユダヤ教徒を増やすため、
自称ユダヤ教徒も含めて100万人の移民を受け入れた。
その人たちをどこに住まわせるか、
国連でパレスチナの領土と決められた土地なのだ。

イスラム教では、土地は誰のものでもなく
アッラーの神のもの、
だから個人的な所有者はいなくて、その隙を衝いた形なのだ。

そして入植者のほとんどが農業を営む。
ところが入植したところはほとんどが沙漠。
そこでレバノン南部に侵攻し、ゴラン高原を支配し、
ヨルダン川の水利権を奪って、
沙漠を肥沃な土地に変えていったのだ。

そもそもイスラエルと言う国は、
アラブ諸国が握っている石油の利権にくさびを打つため、
英米がシオニズム運動を利用して造った国。
そもそもが政治的なので、問題解決の糸口が見えない。

嘆きの壁を訪ねた。
入り口での検査が厳しく、金属探知機のゲートをくぐるのだが、
私だけビービー鳴る。
あらゆる金属を出したが、鳴る。
ふとポケットの中で手に触ったものがある。
出してみるとチョコレート。
アルミ箔が反応していたのだ。
みんなに囃し立てられる。
一人でこっそり食べようとしていたんだ!! っと。
ちゃんと神様が見ていた、と言うことか。

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