彼は自宅のすぐそばの神社の氏子になっている。
毎年会っているのだが、1度だけ例大祭とぶつかり
神社の中まで入ってお参りすることができた。
その彼が引越しすると言う。
新居はさほど離れていないところだそうだが、
氏子はどうなるのか尋ねると、
私もよく知っている別の神社の氏子になるのだと言う。
えっ、でも神様が違うでしょう
そう尋ねると、
彼はどうしてそんなことを聞くの、
と言いたいような不思議そうな顔をした。
だってその神社と今の神社じゃ、神様が違う・・・
いやぁ、向こうの神社に”引っ越しました”と挨拶すれば
済むことですよ。
そうなのだ
神社はその土地の守り神を祀っているから、
その土地ごとに神様が違っているのは当たり前で
引っ越しの挨拶をすれば氏子になれるのだ。
知らなかった。
さて我が家の守り神はどこになるのだろう。
私が引っ越してきたばかりのころ、
前庭に出てみると、樹上に白蛇がいた。
守り神と思っていたが、
いつの間にかいなくなった。
今は青大将が2匹ぐらい住んでいるとか。
近くに大きなマンションが建って、
ちょっとした薮が切り拓かれたから
引っ越してきたのかもしれない・・・
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