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2017年09月24日16:23

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DURAN DURAN

9/22(金)は仕事が終わって急いで四ツ橋のオリックス劇場へ。昔厚生年金会館だったところで10代のころはキッスやジャパンなどのコンサート行った懐かしい場所だ。フェスティバルホール同様すっかり建てかわっているため、ありし日の面影はない。

80年代はポストパンクブームに「ニューロマンティック」というムーブメントがあり、グラムロックの影響を受けたビジュアル系のバンドがはやった。私はスパンダーバレエやABC、デペッシュモード、デッド・オア・アライブなどよく聞いたが、デュランデュランはその中で一番人気だった。全員イケメンだったからね。

1985年、ジョン・テイラー(Bass)とアンディ・テイラー(g)がドラマーに元シックのトニー・トンプソン、ボーカルにロバート・パーマーを従え【パワー・ステーション】というユニットを結成。アメリカでヒットする。長身でイケメンのジョン・テイラーの奏でるファンキーなチョッパーベースがめちゃかっこよかった。
     


一方、ル・ボン、ローズ、ロジャー・テイラーも【アーケイディア】を結成し、アルバムにスティングやデヴィッド・ギルモア、土屋昌巳などの参加で話題を呼んだ。

同年7月「ライヴエイド」に参加。「007 美しき獲物たち」「ユニオン・オブ・ザ・スネイク」「セイヴ・ア・プレイヤー」「ザ・リフレックス」を披露。「ライブエイド」には【パワー・ステーション】も参加している。
このころはまだインターネットもケーブルテレビもなく、毎週末民放で「SONY Music TV」を見るのが楽しみだった。MTVアワードなんかもこのころから始まったのではないかしら?

     




その後、メンバーの脱退や再加入を繰り返しながらDuran Duranは2009年にはオリジナルメンバーで活動再開、2015年に14枚目のアルバム「Paper Gods」をリリースした。

アルバムからのシングル「Pressure Off」は、「The Wild Boys」「Notorious」などで彼らの新しい側面を見出したナイル・ロジャース と、前作「All You Need Is Now」をプロデュースし、Duran Duranマニアであることを公言している今や売れっ子プロデューサー、マーク・ロンソンとの共同プロデュースで話題となった。

昨年は、新作でのコラボレーションもあり、ナイル・ロジャースがDuran Duranのサウンドに初めてファンクのリズムを取り入れたアルバム「Notorious」の発売から30年にあたる年ということで、Duran Duran feat Nail Rogers(Chic)として北米ツアーを実施、Duran Duranファンを大いに喜ばせ、今回の来日ツアーが決まったそうだ。

初来日から35年、前回の来日より9年ぶりらしい。私は、80年代以降は彼らがどうしていたのか知らないが、2か月ほど前に横尾忠則がDuran Duranのポスターを依頼されたとツイートしていて、それで来日公演のことを知った。チケットは容易に手に入った。(あまり売れてないのだろう)

9/20の東京・日本武道館公演は、ナイル・ロジャースが前座を務めた(豪華!)そうだが、大阪はなく、19時の開演時間きっかりに「BLOOM TWINS 」という女の子たちのステージが始まった。双子かな。JKファッションだったので一瞬「タトゥー」(ロシアの美少女二人組)かと思った(笑)。でもあるわけないよね。彼女らも一世風靡したけど、今はもうおばさんになってるだろうから。
    




そしてDuran Duran登場。

オリジナルメンバー4人が揃い誰も太ってないことはこのツアーのために調整した努力の賜物だと思うが、やっぱり若いころの映像がバックに映し出されると経年の容姿劣化を認めざるをえない。59歳のサイモン・ル・ボン、昔から老けてたので今もしぶくてまぁよいが、バンド名入りTシャツ姿には違和感が(笑)。

「なんちゅうセンス? 曲はかっこいいのにファッションあかん過ぎるやろ!!」 って思った。虎の顔にカタカナでデュランデュランって・・・((((;゜Д゜)))  
公演が終わってからもグッズ売り場は混雑してたけど、このダサいTシャツのためにみな並んでたんだろうか。私は終わったあとさっさと出てビール飲みに行きました。

ちなみにジョンとロジャー・テイラーは1960年生まれらしい。9/21(木)NHKの「ごごなま」に出演していたとか。船越英一郎と美保純も1960年生まれということで。

同級生としてはカッコイイのかも知れないが…似合わないTシャツやジャージで頑張ってる感がやっぱり痛々しい…(;´∀`)



Set list

The Wild Boys 
I Don’t Want Your Love 
A View To A Kill
Come Undone
Last Night In The City
Only In Dreams
Love Voodoo
Notorious
Pressure Off
Hold Back The Rain
Face For Today
Ordinary World
Sunrise (Mushup New Moon On Monday)
Hungry Like The Wolf
White Lines
Girls on Film


The Univers Alone
Save A Prayer
Rio


ニューアルバム「Paper Gods」の曲もやったけど、曲調は今までと変わってない。ヒットメイカーだった昔の彼らが好きな大半の観客に、それは安心感を与えたと思う。
たとえば「RIO」って曲にそっくりの新曲があって半分以上終わるまでみなそのことに気づかなくて「RIO」だと思って踊っていた。
新曲のリフに旧曲をかぶせてメドレーやったり確信犯的に自分らの需要をよくわかってるんだろう。
ほとんどの観客は彼らの新しいサウンドなんか期待してないし、かつてのDuran DuranのGREATRST HITSを聴きたくて来ているわけだから。








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