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2017年08月28日21:09

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ライトニングホーク メタルオイル注油

こんばんは、月影TAKAです。

昨日は「メタルオイルの購入を検討する」といってましたが、実はあの時点で通販で購入してました。

今日届いて、仕事から帰宅後さっそくライトニングホークとネオスコーチャーにそれぞれ挿してみました。

ただし、ライトニングホークとネオスコーチャーの注油の仕方はそれぞれ異なります。

まず、ライトニングホークは「ギヤボックスを含むモーターユニットは予め組まれた状態になっている」となり、ピ二オンギヤも樹脂製で引っこ抜けば嵌合が緩くなります。

つまりここから「モーターの前軸にはメタルオイルを挿せない」という問題があります。
なので「モーターの裏側の軸」にメタルオイルを注油しました。

一応、ピ二オンギヤを確認した際に「セラグリスHGを塗り直す」工程も済ませていたので、かなり調子が良くなりました。

次にネオスコーチャーに関してですが、ネオスコーチャーのシャーシは「TT-02B」と呼ばれるモーターのメンテが非常にしやすいシャーシであるため、モーター取付け板を取り外せば前後にメタルオイルを注油できます。

で、さっそくメタルオイルをネオスコーチャーに注油しまして、自宅内を前後走らせましたが「大して速度に変化が無い」となりました。

どうしてですかね?ミニ四の理論では「注油は合法で、注油したら速くなる」筈ですよね(笑)。
当然ですよ。「注油はあくまでモーターの性能維持の為であり、モーターをバカっ速にするための作業ではない」と昨日購入したRCカーマガジンの「グリスとオイルのプロの方」が記事で語ってましたもん。

簡単に言えば「油切れを起こしていたから注油すれば性能アップしたように見える」だけで、今回のライトニングホークの走りがおそらく「箱に詰められた当時のライトニングホークのモーターの調子」だったのでしょう。

それが、長い年月と油切れのせいで最近調子を落としていたように思えました。
その原因となっていた潤滑油が今回メタルオイルを挿した事によって「補充された」となれば、モーターの摺動性も元に戻るため「大幅に性能アップしたと錯覚した」流れです。

逆に言えば「長い事、このライトニングホークはお店で箱の状態で寝かされていた」と思いますよ。
ある意味可哀そうな事をしましたね。こんな事なら箱から少し出してから、メタルオイルを買って間もない頃に挿してあげればよかったですね。
でも、まだ間に合ったみたいでメタルオイルを挿した途端に回転数が大幅に上がったように思えます。

対して、ネオスコーチャーの方ではライトチューンモーターの性能の前では注油してもそれほど大差ないのか、ライトチューンモーターのコンディションが元々良いのかそれほど走りに変化がありませんでした。

これをミニ四の理論に置き換えれば面白い事が分かりますね。
それは「油切れを起こしたモーターに注油すれば確かに速くなったように思えるけど、それは元々モーターが持っていた速度が復活しただけで性能が向上したわけではない」と言う事です。

つまり「明らかに速度差があるマシンの走りの根幹はモーターの注油なんかには無い」と言う事が今回ライトニングホークとネオスコーチャーの2台から学んだことになります。

ここから読めたこともありますね。
それは「明らかに粘度の柔らかいオイルにモーター内の潤滑油が差し替えられている」という調整モーター作りですね。

これは「グリスとオイルのプロの方」がRCマガジンで語っていた事ですが「オイルは粘度が柔らかければ駆動抵抗が極端に減って速くなる半面、オイルが飛び散りやすい」効果があり「オイルが硬いと飛び散りにくいが、駆動抵抗が増える為 負担が増えて熱を持ちやすい」という効果があります。

これは私が前の日記で語っていたシリコンオイルの粘度の特徴と全く同じ発想であり、「プロも同じことを語る」証拠になりました。
ここから「FA130モーターの元々の潤滑油以上のオイルを注油すればモーターの駆動抵抗が大幅に変化する」のも言えますね。
また、高電圧慣らしや水中慣らしで駆動を高負荷で慣らせば摺合せによる駆動抵抗もかなり減るため、もはや「モーターの改造」といっても良いレベルの変化となります(もう、ミニ四をやっていないのでどうでもいい事ですけどね)。

今回は「メタルオイルを実際にRCカーで使用してみて思ったこと」になるのでRCカー枠の内容となります。

逆にRCカーユーザ―側からすれば「このメタルオイルをFA130モーターに挿してもそれほど大きなものは得られない」と言います。
理由は「FA130モーター用メタルオイルではない為」ですね。

これはあくまで「RCカー、RC戦車用のメタルオイル」となるため「注油すれば速くなるのか」と油断してミニ四駆に使った場合「RC用GUPをミニ四に使用した」として公式レギュの項目から完全に違反します。

そもそも、タミヤ公式も「ミニ四のモーターに注油は合法」と言いつつも「注油用オイルを探せば真っ先に思いつくのがメタルオイルをはじめとしたRC用潤滑油」であるため、「RCカー用GUPを使われるかもしれない」なんて簡単に考えつくと思うんですけどね。

これが何にもなく「モーターの注油は合法」とかなっていれば「非タミヤ製のオイルを注油する可能性がある」「ミニッツ用潤滑油を注油する可能性がある」と読めると思いますね。

もし、ミニ四の注油を正式にラインナップに載せるなら「ミニ四用メタルオイル」とか売れば安全じゃないですかね。
そもそも、私が購入したのは「RC用メタルオイル」なので「370〜540系モーター」に合わせた粘度のメタルオイルになります。
おそらく、130系ではかなり粘度がきついので注油し過ぎるとかえって性能低下する可能性がありますね。

そもそも「ミニ四にRC用GUPを使わせる」のも考えようですけどね。
「130用メタルオイル」がミニ四用GUPとして販売されていていない以上法則のロジックが崩壊している気がしますね。

製品作る側からすれば「自社製のケミカルを使ってくれる」と考えますよ。
まさか「潤滑スプレー」とか使うんですかね。

まあ、RCカーでは「RCカーにRC用メタルオイルを使うのは普通」となるため咎められる筋合いはありませんね。
今日はこんな感じです。
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