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2017年05月08日22:17

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ミニ四駆 問題に対する考え方

こんばんは、月影TAKAです。

GWが終わり、今日が久々の仕事でした。

予想したように、相手側から図面に対する質問がありましたね。

ひとつは私の判断違いによる素の修正内容。もう一つは相手側が図面の中心線の判断が付かなかった事による意見違いでした。

まあプラスチック製品の図面なので、厚みは等厚が理想ですが今回の件では難しかったです…。

まあ、社内秘になる為語れるのはここまでです。

ここでミニ四駆とどう繋がるかといえば「問題の解決方法」や考え方にこういった質問に対する修正・説明方法が転用できます。

簡単に言えば「対象を骨で考える」という法則である。

実は、ミニ四駆やそういった仕事の製品は「外観で判断する」よりも「骨格(フレーム)で判断する」方が対処しやすいんですよ。

ミニ四駆でもどうしても「改造の方向性」やら「裏改造の性能」を基準に考えてしまうと「こんなに努力したのにフリー走行で結果が出ないのはなんでだ!!」となりますよね。

でも、裏を考えれば「ミニ四駆に高加工や裏改造は本当に必要か?」とその速さの秘密を真反対に考えてみればわかることもある。

こいつは「タミヤ公式の考え方」でもあるんだよな。

そもそも、JCJCや立体スロープが「遊ぶための製品」であれば、そこを走らせるためのミニ四駆も「遊ぶための製品」だよな。

「そんなん、当たり前やん(笑)。何を今更、バカなの?」と批判する連中もいると思うが、その考えに何かを感じなければ正真正銘の「大馬鹿」だと思うぞ。

上記2つの共通点では「遊ぶための製品」だよな。

では、本来「立体スロープを取り付けたJCJCを走らせるミニ四駆ってどんなイメージだ?」とすれば、これが一部の高加工マシンがフリー走行の店舗コースで不利になる原因である。

いわば「製品としてのパワーバランス設定」がJCJCと高加工マシンでは相性が悪いという事なんだよな。

また、ネットでこういうのもあるよな「高加工マシンはタイムアタックでめちゃくちゃ速い」と。
去年のミニ四駆選手権2016でチャンピオンズが愛機でタイムアタックをするとべらぼうに速かったパターンがあったが、私に言わせれば「タイムアタックだから速かった」と判断できる。

実は「タイムアタックではめちゃ速=フリーの店舗コースでは凄く不利」という法則もある。
「言いがかりつけるなや(怒)」と言われても考えた結果がこれなんだから仕方ないじゃん。
理由は「ミニ四駆 ラップタイマーがあるから」だよな。
実はタイムアタックコースと判断できる要素であるラップタイマーが「フリーの店舗コースでは高加工マシンが凄く不利な事を証明する」とは意外だよな(笑)。

では聞こう。
「ラップタイマーがあればミニ四駆はコースを何周すればいい?(JCJCで)」
「はあ?そんなん決まってるやろ。3周や、3周!!」というユーザーが後を絶たんよな。

お前ら…もう答え言ったよ。
「タイムアタックではJCJCを3周すればいい」のなら、裏を返すと「タイムアタックではJCJCを3周越えで4周以上しなくてもいい」という法則があるよな。

しかし、フリーの店舗コースでは10周以上走るなんてザラだぞ。
この「3周と10周の違い」が高加工マシンがフリー走行の店舗コースで不利な理由そのものだよ。
つまり、これが私がいつも言っている「トルク計上の効果」である。
実はミニ四駆って奴は「周回数を重ねるごとにマシンの回転数とトルクを増やし続ける(最高数値まで)」効果がある。

だから、5・6周あたりからCOするマシンが出てくるのである(STDに組んだマシンでも)。
しかも、ミニ四駆には「他のマシンの磁場に当てられると異常加速する」効果がある。
こいつにも裏打ちされた理論があり、まさに「ミニ四駆の構造」そのものが磁場フィールド理論を決定づける証拠となる。

そもそも、ミニ四駆ってどうやって動いてる?
シャーシに電池を取り付けて、スイッチを入れると電池から電力がモーターに送られてモーターが回転するんだよな。
では、「どうして電流を流すとモーターは回転するんだ?」とすればこれが答えだよな。
モーターの仕組みをいちいち説明するのはややこしいので簡潔にまとめる。

1.モーターは電磁石の技術を使っている
2.電磁石である以上、電気を流すと磁石になる性質がある(よくにこれが磁場と呼ばれるもの)
3.モーターに採用されているローターと呼ばれる電磁石の結合体は3つがくっついており、この3つに「電気が流れているときと流れてない時」を上手い事物理的に操作して高速でモーターを回している。
4.モーターには「ブラシ+コミテーター」が入っており、ここが「コア+コイル」に電気を流す要所となる(ブラシ汚れが速度低下に繋がるという法則はここから発生している)。

と簡単に書くとこんな感じ。
当然だが、モーターの側の所には磁石が「左右でSとNがテレコ」に入っており、電磁石になった途端に反発するようにできている。

この「反発する力」が磁場であり、私が「磁場フィールド」と呼んでいる物である。
いわば、この「磁場フィールドの強さが強くなるとモーターは高速で回る」という法則なわけだ。

当然ながら、ミニ四駆は走っている間常に磁場フィールドを発生して走っている。
逆にこの磁場が発生してなければモーターが回転せずに走らないとなるのでそれはそれで故障である。

こいつでもうわかったと思うが、磁場という奴は上記の文字通り「フィールドを形成する」特性を持っている。
「ミニ四駆が複数台で走っていると単走の時よりも速い」という歴代のミニ四レーサー達の法則も実はこれが原因である。
いわば「複数台走れば磁場フィールド干渉がある」と私は考えている。

私が複数台のSTDマシンで裏改造マシンを異常加速させてCOさせる「レールガン戦術」を20年前から使っているが、この法則も実はこの磁場を利用した戦術である。

当然ながら、ミニ四駆1台がもつ磁場フィールドはたかが知れている。
しかし、他のミニ四駆が2台以上いた場合は磁場フィールドは十分な威力になる。
そして、上記の周回数を重ねる事による「モーターの回転数+トルクの計上効果」によって、裏改造マシンは減速しきれずにはじき出される法則がある。

「フリー走行の店舗コースでは速いマシンよりも強いマシンが優れている」という理論は実は「3台以上の複数台が走る可能性がある」点と「4周以上の周回重ねの特性」から自然に最高速まで走る特性を持っているからである。

ミニ四駆を長く放置すれば自然と速くなるので、今度は「COしないようにする工夫」が必要となる。
そのため「過剰改造」を意図的に避けて、マシンの「耐久力・防御力・安全性(制御能力・制動力)」を優先して改造している為である。
なので、実はフリー走行の店舗コースで高加工マシンよりもSTDに組んだマシンが遅かった場合「遅いな(笑)」という発言は失言以上に「改造の方向性を理解できない馬鹿の極み」以外の何者でもない。

そういう奴こそ「モーターの仕組み」の段階から学習し直した方が良いと思うわ。
まあ、そういう奴に限って「ミニ四駆の磁場程度でそんなことは起こらない。はい、論破(笑)」とかいう奴が出てくるだろうが、俺の方でも「1台じゃ無理」なんて百も承知なんだよ。
それ故の「フリー走行の店舗コース」なんだろ?
フリー走行である以上「最大3台までしか走れない」なんて姫路BBBみたいなルールは存在しない。
SKL本店なんて時には「10台以上が一斉に走る」なんて場合もある。
10台も走れば磁場フィールド問題の規模としては十分だよな。
俺に言わせれば「1台じゃ無理でも1〜3台他のマシンがいれば十分効果の罠にはめられる」となるわ。

これがレールガン戦術となる。
こいつはあくまで「ミニ四駆の骨格」となる「シャーシとメカニズム」を突いた法則だわ。
今日はこんな感じです。

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