週報(17/05/01〜)　TOKYO RAINBOW PRIDE

「ゴールデンウィークは、レインボーウィークでもある」
米子のホテルにて、たまたま見ていたNHK Eテレ「バリバラ」で謳っていた。
そのメインイベントが週末に開かれるというので興味本位で行ってみることにした。

メインとなるイベントが、LGBTをはじめとするセクシュアル・マイノリティの祭典『TOKYO RAINBOW PRIDE』 である。
このイベントが渋谷のNHKの隣にある東京都代々木公園イベント広場＆野外ステージにて5/6〜5/7に開かれる。
私自身はLGBTでも何でもない普通の人なので、本当に興味本位である。
　
会場に近づくにつれて、異様な雰囲気が漂い始めた。
レインボーウィークということもあり、会場内が虹色の原色使いのため派手派手なためである。
また、まもなく始まるパレードに向けて、様々なコスプレをしている人が目立っていた。
この手のイベントなので女装したガタイの良い男性が目立つのだが、そうではない普通の人の方が多いくらいである。
　
フリーライブ会場では、スターダストプロモーションのアイドル"SECRET GUYZ"がライブを行っていた。
日本初FtM（元女性）ユニットで、トランスジェンダーグループである。
実際にウィークリーチャートでTop10前後に普通に入ってくるグループなので、無料ライブで見られるのはお得だった。
　
ブースエリアも飲食エリアを除いて独特なものが多い。
意外にも協賛企業として有名な企業が多く出店している。
中でもANAの出店に驚いたのだが、既にLGBTへの取り組みをしているようで、マイレージサービスやトイレ、社内の福利厚生へもすでに取り組んでいるらしい。(レインボーカラーを利用している)
https://www.ana.co.jp/group/pr/201606/20160623.html
　
さらに目立つのが、NPOや法律関連団体である。
法改正または法支援絡みの活動支援をしているようで、至る所に見かけられた。
　
このようなブースの脇で、ネイル・タトゥー(シール式)のブースもある。
ファッション系のブースでは普通に商品を売っていた。
とにかく"ごった煮"としか見えないイベントなのだが、他では見られないブースがたくさんあるのも魅力の一つだった。
(参考:http://www.huffingtonpost.jp/2017/05/06/tokyo-rainbow-pride-festa-_n_16446532.html)
　
この中で私が立ち寄ったのが「ヴィーブヘルスケア株式会社」である。
この企業はHIV/AIDS領域(抗HIV薬の研究開発)に特化した企業であり、ブースでは啓蒙活動を行っていた。
この啓蒙活動が、スマホVRゴーグルによるものだった。
物は試しと体験してみたのだが、VRの質はあまり良くなく拍子抜けだった。
しかし映像内容は最初から「この針でピアスの穴を開けない?」という内容で面を食らった。
参加後、当然のように無料配布されたのはゴムである。
　
12時となり、パレードが始まった。
代々木公園イベント広場をスタートし、渋谷駅前(スクランブル交差点)を経由し、明治通りを北上する。
原宿駅を横手に見ながら、スタート地点に戻ってくるコースである。
　
イベント会場を出て、渋谷駅まで帰路道中沿道から歩きながら眺めていたのだが、とにかく派手だった。
(街中のサイネージもところどころレインボーカラーが使われている)
見てるだけでもかなり面白いイベントであるのは間違いなかった。
http://life.letibee.com/trw2017_03/
　
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写真: TOKYO RAINBOW PRIDE