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2017年05月05日13:09

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ヒビノキ519(5月30日〜5月6日までの1週間/週前半)

4月30日〜5月6日までの1週間分の日記です。
基本的に日々の記録+エントリするまでもない作品の感想が記されます。
おくののダメな日常がエモーショナルに垣間見えるコーナーですが、文量はかなり多いです。
必要な部分だけ、 “斜め読み”するか、 “ちびちび読む”ことをオススメします。
容量用法を正しく守ってお読みください。
この日記は今週の日曜日〜水曜日までの週前半の日記です。
今週の木曜日〜土曜日の週後半の日記は来週の金曜日にアップします。

■2017/4/30/Sunday
 今週は2日しか平日がないので用心のために休出。
 でないと連休あけにバタバタしちゃうしね。

『ID-0』 第4話 「転移奇襲」
http://id-zero.com/
海賊一味増加――。
前回、強制ジャンプで軍から逃れて、
その中尉のアマンザごと逃亡したエスカベイトクルー。
ジャンプした場所は通信すらままならない辺境で、
グレイマンはすぐさま次のジャンプを決定。
アマンダにジャンプした場所での解放を約束し監禁する。
だが、アマンダは逃げ出し、マヤと謎の少女を人質に――。
その少女の泣き声に呼応し、3話で採掘した大質量の小惑星が突然転移してきて……。
あーあ。泣か〜した。
仮面の男と白眉有楽は、おそらく少女の出自を把握していて、
今回の大質量の小惑星の転移もある程度理解してそう。
まあ、それはおいておいて、その惑星がまきちらす破片回避に、
エスカベイトクルーとアマンザが協力。危機を脱出してジャンプする。
アマンザはマヤの話に連盟と少女の出自に疑問を抱く。エスカベイトクルーに協力。
まあ、今回の話は彼女を仲間に引き込むためにあったようなもんだな。

『リトルウィッチアカデミア』 第17話 「アマンダ・オニール・アンド・ホーリー・グレイル」
http://tv.littlewitchacademia.jp/
今回ははずれの模様。
前回、4つ目の言の葉を解放し、残る言の葉3つを求めるアッコ。
彼女はクロワからエイプルトン校の「聖杯」が言の葉に関係あるのではないか?
と助言(?)をうけて、エイプルトン校へと侵入する。
この道中に学校へ不満をもらし退学したいと「のたまう」アマンダも同行し……。
アマンダの“それ”って、結局、思春期によくある「やめるやめるサギ」だよなあ。
いや大人でもこのサギの反対「やるやるサギ」がいまだにいるので、
子供/大人は関係ないのか。
物語としては聖杯 = 4つ目の言の葉ではなかった。
ですからほとんどすすまないな。そもそもアッコとアマンダの友情の確認を、
この時点までとっておくべきかどうか? 1期でやるべきだと思いますけれど。
クロワの介入でルイスが鎧騎士に。
アマンダと対決する殺陣はかっこよかった。
さすがはトリガー。
言の葉を収集する時間にまだ余裕はある。ただ、いまいち普通の展開が続く。

■2017/5/1/Monday
 今日と明日を休日にすれば9連休ですし、
 電車も若干すき気味。
 ミッドタウンのでかい鯉幟をふくめ、
 都内のランドマークは、どこかしこもGWのイベント準備で一杯だ。

■2017/5/2/Tuesday
 秋葉のバーガーキングってリニューアルで喫煙席なくしちゃったんだな。
 新人の子が「時代の流れじゃないですね〜」といっていたけど、
 月並み関係なしに、これはまさしくそうかもなあ。
 コストと維持費の視点だけで見たらば、
 分煙対策や、その毎月のランニングコストも低下させることができる。
 中途半端に残すなら全部とってしまったほうが利益になるのかも。

『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』 第4話 「帰らぬ者と、待ち続けた者たち」
http://sukasuka-anime.com/
トカゲおしすぎやろ。ティアットが夢を見る。
ナイグラートは彼女の見た夢が「兆(きざ)しの夢」とヴィレムに語る。
兆しの夢を見た得た妖精はコリナディルーチェの総合病院で検査を受け、
パスした瞬間、戦闘への調整がはじまる。
ヴィレムは出撃以来連絡がなく帰還しない、
クトリ、アイセア、ネフレンを心配しつつも、成り行きを見守り……。
なるほど。すべての妖精が「ダグウェポン」を使用できるわけではないのか。
今回は妖精の成長と特徴の紹介。15番浮遊島の防衛に失敗したクトリたちが、
コリナディルーチェへ現れ、ヴィレムが再会を喜ぶ。
物語としてはあんまりすすまなかった。
ライムスキンが看破したよう「ヴィレムがすごい能力を所持する」片鱗はわかった。
ただ、全体としてはヤマタニがないし、今回の話はタイクツだったな。
まさしく「ティアットかわいい」だけ。
なお、17歳井上喜久子(母)と19歳井上喜久子(娘)が、
親子共演をはたした模様。

『夏目友人帳 陸』 第4話 「違える瞳」
http://www.natsume-anime.jp/
続き物か――。
名取主演の「きらめき探偵」をニャンコ先生と一緒に鑑賞した帰宅途中、
夏目は一枚の式を発見。名取の連絡、あるいは、自身へ呼び出しとかんがえた夏目は、
指定の場所へ向う。その場所で夏目は月子と名乗る女性と出会い、
傘を借りに入った彼女の家で怪異を体験し……。
その月子と名取は知り合いで、月子の父親(タクマ)は、
祓い屋の力を失い妖怪へとねらわれている。
月子を含め、夏目と名取が関る、その経緯と結果。
この作品で前編・後編を展開する場合、物語の中心。
夏目が友人帳や妖怪とどう向き合うかのお話し。レイコさんの背景や秘密、
名取/的場と夏目を対比させることが大半。
今回は、その1つで、妖怪を愛す夏目が、おそらく妖怪を憎む名取と、
どれだけ距離をとるか。あるいは、より接近しつつも学ぶべきか、に迷う。
力を失う祓い屋のタクマは、5期の名取の過去に登場しているので、
今回の一件で名取の過去の一部が完結するんでしょうね。

■2017/5/3/Wednesday
 『Outlast2』――。
 
フォト

 ゲームそのものの評価は「1」より下だな。拡大させすぎ焦点がぶれている。

 ドキュメントを大半取得してゲームプレイは約8時間。
 本編の評価は「Pros(良い)」と「Cons(悪い)」で――。
 基本、完結を経た自身の考察ですから、以下はネタバレです。

 アリゾナにおいて悲惨な状況で発見され、
 以後、水銀中毒で死亡した妊婦。謎を追い報道記者夫婦(ブレイク & リン)が、
 操業停止した工場地帯へと向うと、ヘリが落下して悪夢の幕があがる。

 今回の黒幕も「無印」同様マーコフ社――。
 湖の中の鉄塔が洗脳電波を出し、一帯の住民を狂気に導く。
 「性欲の異常亢進(こうしん)」「暴力衝動の拡大」はベタだけれど、
 結果、一帯のコミューンは殺人村 & 変態村へと変貌した。
 ただ、マーコフの鉄塔建設以前に、もともと神父のクノースが運営する、
 キリスト教系宗派の異常なコミューンはあったんだろうな。
 でないと、“梅毒”の末期症状――全身の腫瘍、顔面の変形と欠損、四肢麻痺――
 をしめす「穢れ人」が発生する時期と本編の時間が一致をしない。

 おそらくコミューンには、もとからフリーセックス思想に近い風習があった。
 クノースが交わる女すべてを「バビロンの淫婦」とし、
 誕生した子供をキリストの“敵”と殺害する狂気が発生したのは鉄塔建設以後。
 “梅毒”の末期状態たる肉体変容は、到達するのに数年以上かかりますし――。
 ですから、マーコフが注目する、閉鎖的、狂信的、人を攫うコミュニティの素養は、
 もとからあったわけだ(……看板だと70年代にコミューンが建設されたのかな?)
 また、コミューン一帯は鉱山採掘の影響で、
 水源や土壌が水銀汚染にさらされていて中毒もあったのかも。

 以上の舞台をふまえ『Outlast2』は、キリスト教系宗教が身近にあった人々が、
 過去の悲劇を「こじらせ」自滅していく展開。
 その連なりには、基本、この宗教が秘め隠す「性的」な【秘密】がからむ。
 ブレイクの学生時代、ジェシカに発生した、神父の性的行為と彼女の自殺。
 告発できなかったブレイク。後悔を隠しリンと結婚するけど夫婦はセックスレス。
 クノースは、おそらく自身の立場と宗教を利用した、
 単純なサチリアジス(セックス狂人)なんだけれど、いずれにしろ
 コミューンは、元来、宗教的タブーの“性”の【秘密】を嗜好していた。

 とはいえ本編だけでは、まだ、わからん。
 DLC次第。クノースの弟子で対立していたヴァルなんか、
 ぜんぜん正体と目的、ましてや生存すらわからんしね。

 ただ、ヴァルにしろ、グルースキン的な立ち位置のレアードも、
 すべてに性的な要素がからむ。ヴァルは、もしかすると両性具有かもしれんし、
 レアード = ケンタウロスは、(おそらく)“好色”の暗示ですしね。

▼Pros(良い)
・あいかわらず怖いところはめちゃくちゃ怖い。「やりたいけどやりたくねえ」のホメ言葉は健在。ホラーゲームに必要な“恐怖”の緩急はよくできている。

・物語も舞台も「精神病院の院内と事象」で完結していた「1」と違い、宗教、共同、哲学と文化と、我々の社会と実在に拡大した「2」の物語は進化している。

・グラフィックは「1」より正統進化。不快や汚猥、グロテスクな「うぇ」と嫌悪感を抱くナスティな描写は秀逸。もうちょっと画面の明度を上げ細部をみたい。

・たとえばビデオカメラの音声で相手の接近を察知するなど、地味といえば地味だがゲームプレイの幅は拡大している。

・国内では発売されないけど、字幕やドキュメントが完全に日本語化されてる部分。どうして国内で発売しないか。いや、今回だと「1」以上にムリだが。

▼Cons(悪い)
・村の広い空間を舞台にしてしまい、次の目的の場所、次に身を隠す場所の予想がつきにくい。結果、閉鎖空間が中心の「1」と違い、全体が散漫になってしまった印象。

・上記の選択のせいでトライ&エラーが増加し、何度も繰り返すうちに恐怖が恐怖でなくなってしまう。ただ逃げる、死にゲー、覚えゲーの状況へとおちいってしまう。

あくまでファーストインプレッションの問題であるが、「1」のグルースキンのような魅力あるキャラクターがいない。「クノースの目」は単純な追跡者/殺戮者だし。

・キリスト教系宗教と縁遠い日本は、一定の知識がないと、物語がほのめかす“性”の禁忌と違反が「どけだけのものか」わかりにくい。ゆえ、物語もぼんやりしている。

・今回の追加要素、回復アイテムの「包帯」だが、即死する、あるいは、アイテムが使用できないほど逃げ回るのが大半のために意味が“ない”。

『サクラクエスト』 第5話 「ユグトラシルの芽生え」
http://sakura-quest.com/
いかきぼ計画。妄想路線から現実路線に――。
前回、中途半端な気持で間野山彫刻に触れ、反省しきりの木春は、
一から間野山彫刻の勉強を開始。住民の自宅を回り、間野山彫刻を視察。
木春以外のメンバーも彫刻について独自に学ぶ。
一方、自分にしかできない仕事、
一志に人生の逃避と覚悟のちがいを教えられた早苗はいまだに悶々としていて……。
木春の語る桜塚ファミリアの建造なんてできようはずもなく。
結局、計画は間野山彫刻で間野山駅を飾る現実路線へ落ち着く。
まあ、そんなもんだよな。会長の言う通り「カネなどない」。
そもそもカネがあれば町興し/村興しなど必要がない。
その現実路線に着地した今回の間野山彫刻の帰結はよかったと思います。
国王が早苗を鼓舞する台詞(同じ仕事は仕事でも関る人のらしさは“ある”)
に国王の能力の真価を見た。
いままで停滞/失敗していた地域活性が、今回で、ようやく1つかたちになった。
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