IZZY BIZU　ＬＩＶＥ

1/10　十日戎の日。今年最初のライブはイジー・ビズ　inビルボードライブ大阪へ。

昨年秋ＮＨＫＦＭ「渋谷陽一のワールドロックナウ」で彼女の曲「ホワイトタイガー」が紹介され、その独特な歌声に興味を持った。この曲はＨ＆ＭのＣＭソングに起用されていたそうだ。

検索したら9月に初来日公演があると知った。しかし予定ではもう公演は終わっていた。
ところがその公演が何かの都合で今年の1月に延期となり、チケットが再発売された。
公演は東京と大阪のビルボードライブであったので、これはチャンスと思い、チケットをゲット。


　　


イジー・ビズはエチオピアと英国のハーフで、ルックスは若き日のホイットニー・ヒューストンを彷彿とさせる。本国ではサム・スミスなど有名アーティストのステージの前座を務めるほどの実力派で、アデルに次ぐ大型新人との呼び声も。

大阪公演の初日は、アディダスのへそだしＴシャツ(ノーブラ）に、ミニスカート、素足に白いスニーカーで登場。バンドはドラムスとキーボード、ギターの3人。
まだステージ馴れしてないのかパフォーマンスが初々しい。癖の強い早口の英語で話すが聞き取れず、客のリアクションなさすぎ！　しかも年配のオーディエンスばかりなのでどうMCをしたらよいのか戸惑っている感じが逆に可愛かった。

客席からも思わず「かわいい！」という声があがり、「What you say？　ＫＡ　ＷＡ　Ｉ？？」と。

セットリストはほぼ1ｓｔアルバム『ア・モーメント・オブ・マッドネス』からの楽曲。アレンジもほぼアルバムの通りで単調。プロのライブとしてはちょっと面白みに欠けた。が、私ら世代のご贔屓の来日公演というとテクニックと経験が売りのオジンオバンばかりなので、たまにこういうライブもフレッシュでよかったかも。


整理券番号No30の私だったが、幸運にもステージの一番前の席に座れたので、ずーっとかぶりつきで観ておりました。
たまたま横にすわったオヤジ(たぶん同世代）が、「こんないい席ならサインもらえるんちゃう？」と私にふってきたので、「実はここに彼女のＣＤあるんやけど・・」とさりげなくテーブルにＣＤを置く。

「書くもん持ってないなー」とオヤジがいうので、「あ、持ってます」と油性マーカーも出してＣＤの脇に置く。　「ほぉー完璧やね」オヤジがほめてくれる。

そしてステージ終盤、彼女が近づいてきたときにオヤジと一緒にハイタッチ。そのときオヤジがすかさずＣＤを彼女に掲げ、サインをもらってくれた。グッジョブ、オヤジ！
たぶん、サインもらう用意は完璧なのにいっこうにアクションしない私に業を煮やして自分が動いてくれたんだと思う（笑）。
まぁこれが果たしてサインと呼べるものなのかどうかわからんが、彼女がじかに書いてくれたことに間違いはない。

今年最初のライブで予期せぬ幸運。2017年なんだか幸先がいいなと思ってしまった。


イジー・ビズ可愛かったなぁ・・・彼女がいまにシャーデーみたいなDIVAになるのが楽しみだ♪
http://www.billboard-japan.com/special/detail/1687