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2016年12月10日22:21

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東博に行って来た。

夜勤明けの半休を利用して、月イチ恒例の東博訪問。
いちおう、2016年最後の訪問のつもり。今年も大変お世話になりましたm(__)m
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けふは久しぶりに、東洋館を中心に廻ってみました。

まず、友の会の特典で頂いたミュージアムシアターのタダ券が1枚余ってたので、東洋館地階のシアターにて、現在上映中の映像作品『金碧障壁画を巡るVRツアー 安土城から檜図、そして二条城へ』を鑑賞しました。
【ミュージアムシアターHP】http://www.toppan-vr.jp/mt/work/archive/index.shtml
映像的には、冒頭の安土城のとこ以外は、以前の上映作品の使いまわしがほとんどでしたが、、、作中紹介されてたものの中で、もはやオリジナルが見れない唯一のモノ、つまり、復元や映像でしか見ることが出来ない安土城が、新たに高性能の映像技術によって蘇った様を見れたのは、興味深いことでした。
上映後には、以前にはなかった《体験ツアー》なんてイベントもあって、ますます楽しくなってましたね、ミュージアムシアター♪
以前は、あまり人気がないようで、お客さんが入ってない印象でしたが、きょうは土曜ということもあってか、なかなかの盛況でした。
いつもクオリティーの高い作品を上映してくれてるんで、これくらい人気が出てくれると、当施設を評価・応援してる者としても嬉しいです(*´▽`*)

続いて、東洋館内をザッと一周。
いま東洋館の各所には、上海博物館とのコラボ企画で、上海博物館から幾つかの名品が招来され、常設展示に混ぜて展示してあります。
【当該特集のHP】http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1809
中でもわしは、古代青銅器と陶磁器の作品に、多くの名品が招来されてたな! と感心しました♪

そして、東洋館展示8室では、『生誕百年記念・小林斗あん 篆刻の軌跡―印の世界と中国書画コレクション―』て企画展が開催されてます。
【当該企画展HP】http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1825
篆刻家として初めて文化勲章を受けた小林斗あん(1916〜2007)の生誕100年を記念して、彼の篆刻作品や中国画の収集品が展示してありました。
個人的には、それほど関心のないジャンルの展示だったんですが、、、お客さんが結構入ってたのには驚きました。予想外に、人気があるんですね?!



東洋館をひとめぐりしたあとは、いつものように本館も一周。
今回も、先月の訪問時から目立った展示替があったところをピックアップして紹介します。

2階では、浮世絵のコーナーがガラッと替わってました。
時節柄、忠臣蔵の特集!
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↑上写真は、いずれも葛飾北斎の『假名手本忠臣蔵』♪
しかし、同じ忠臣蔵をモチーフにした作品でも、歌麿が描くと↓こうなります(;´∀`)
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いずれも『高名美人見たて忠臣蔵』より♪

あと、大幅に展示替されてたのは、1階の近代美術のところ。
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↑重文・下村観山筆『弱法師』♪
そして、何度見ても、ブロンズ製には全く見えない↓『鷲置物』鈴木長吉作(重文)♪
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師走の東博も、相変わらず質の高い展示で、たくさんの眼福を賜りましたm(__)m
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