バラ科トキワサンザシ属の数種類をまとめてピラカンサ(ス)と呼んでゐます。
ピラカンサ(ス)はギリシャ語の「pyro(炎)+ acantha(刺)」です。
火のような実をつけ、枝にはいっぱいとげがあるといふ意味です。
日本には明治時代に導入され、実が綺麗なので生垣や鉢植ゑとして広まりました。
ピラカンサの棘はとても鋭く、刺さると火傷のやうにひりひりします。
中国では「火棘(かきょく)」と呼ぶさうですが、当を得た名付けです。
真っ赤な実をつけるものとオレンジ色の実を付けるものがあります。
オレンジ色の実がつくのが中国西部原産の「タチバナモドキ(橘擬)です。
赤い実がつくのがヨーロッパ南部からアジア南西部原産のトキワサンザシ(常盤山樝子)です。
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