8/27東京総合車両センター夏休みフェア2016+世界鉄道博2016

この日は多摩湖線土砂崩れの様子を見た後に大井町の東京総合車両センターへ向かった。毎年恒例のイベントを見る為であるが、このイベントは鉄道模型コンベンションや南入曽のイベントと重なる為毎年行く訳ではない。しかし今年は他のイベントと重ならなかったので無事に行く事が出来た。しかし多摩湖線沿線を歩いて移動した事もあり時間の予定が立てづらい状況である。萩山から新宿線直通列車で西武新宿に出た後山手線と京浜東北線を乗継ぎ大井町に到着したが、11時を回っていた。大崎から歩いて行ける距離であれば良いが、道が分からない。この日は弱い雨が降る中一時的に強い雨が降ると言う状況が続いていた。多摩湖線沿線を歩いていた時からイベントが行われるのかと心配になる降り方であったが、大井町では雨がやんでいた。
会場に到着して様子を見ると昨年展示されていたE235系の展示はなかった。登場初日にトラブルを起こして長期運休となった車両だけに縁起が悪い事が影響したのかは不明である。工場内を見るとE231系やE233系ばかりで特急型車両が全くないと言う点が5月の大宮と異なる。成田エクスプレスや踊り子など本数が多い特急を抱えている割に展示車両にも使われていない。展示車両はE233系4編成を並べる等面白味のない展示になってしまった点が残念である。試乗会も通勤型車両で国府津の205系であるが、先日の台風の影響かE233系中央線に変わっていた。大宮では特急型車両の為整理券を入手しなければ乗車体験出来ないが、こちらは10分程の待ち時間で乗れるので乗って見る事にした。大宮を通じて初の乗車体験であるが、珍しい車両ではないので乗りなれた感が強かった。何故か車外ではホリデー快速甲府行きや塩山行き等を表示していたが、車内のドア上モニターでは川越や南古谷等の表示をしていてどこまでが運用範囲か分からない状態であった。出発すると大崎駅手前まで行って折返す。出来れば会場直通列車として大崎まで往復してくれると助かるが、ダイヤ調整的に無理と思われる。その他の展示を見た後野外展示を見ると時折雨が降るにしては屋外の出店や休憩所に人が多かった。工場展示がメインなので屋外に休憩所を作るしかないが、本来であれば屋外展示を増やしても良い気がする。その他の展示は例年通りなので早々に引上げる事にした。
この後は世界鉄道博と言うイベントの為横浜へ向かった。会場がパシフィコ横浜なので京浜東北線で行くと丁度良いと考えていたが、桜木町からみなとみらいへ歩いて移動すると意外と遠い。地下鉄の移動に似た印象を受けながらも地下街ではない為迷う事はない。会場に入場するが毎年行われている訳ではないのに2016と名乗っているのが疑問であるが、鉄道の歴史がメインなので毎年やる必要はない。鉄道発祥のイギリスから各国の鉄道事情を展示しているので歴史と発展の様子を知るには良い展示である。しかし外国型や生まれる前の車両が多く興味を持ち辛い内容であった。協賛が原鉄道模型博物館と言う事もありその影響が大きかった。興味の対象から外れた内容であったが、HOゲージの走行展示が圧巻だったと言う点は良かった。会場を引上げ横浜巡りをして帰る事にした。