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2016年08月14日10:03

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旅行記(448:大分中西部<24>-ホテルつちや-)

竹田市街地の観光を一通り終えホテルに戻ってきた。
竹田市内は観光地が多いため各地に観光向けホテルは多いのだが、駅近辺にはほとんどなくビジネスホテルが数件しかない。
その一つが今回泊まるホテルである。
基本的にネット予約をすると、"トラベルイン吉富"がメインに上がって来てしまうのだが料金的に納得できなかったこともあり、さらに探して楽天経由で今回のホテルを探して申し込んだ。
 
ホテル自体は可もなく不可もない"普通のビジネスホテル"である。
しかし、竹田市街地は昔ながらの建物が多い街並みになっているので、鉄筋コンクリート3階建ての建物は周囲から浮いていて目立つ。
また先程までいた広瀬神社の鳥居からは目と鼻の先の立地、かつ郵便局の真向いでありため、予想外にも人通りは多い。
 
このホテルは素泊まりで申し込んだこともあり、夕食を食べに街中に出かけた。
コンビニすらない街中には食べ物屋も数少ない。逆に目立つのは人口比であからさまに多いスナックである。
「夕食=飲み屋/スナック」という、あまりにも歪んだ市街地の構成となっている。
仕方ないため、駅近くにあるスーパーで弁当を買い込み、夕食と朝食の足しにした。
 
街は陽が落ちると、そのまま寝静まったかのように静かになってしまった。
聞こえるのはスナックから漏れ出るカラオケの演奏と歌声だけ。
自分が止まっているホテルも例外ではなく、カラオケの演奏が聞こえている。
(館内では聞こえないが、玄関先に出ると聞こえる)
 
また先程まで開いていたスーパーも19時で店仕舞いをしてしまい、デイリーヤマザキ兼酒屋も20時には店仕舞いをしてしまった。
そのため市街地にて空いている店は飲み屋以外なくなった。
 
今では珍しくなったが、80年代前半によくある市街地の光景を見ているような感じとなった。
 ・陽が落ちれば店仕舞い
 ・街灯も蛍光灯の数が少なく、街自体が薄暗い
「昔ながらの町並み」といった宣伝文句があるのだが、この竹田市街地はそのような宣伝文句なしに「造られていない、昔ながらの生きている町並み」であった。
 
夜になり、駅近くにある竹田温泉花水月に行ってみることにした。
今日は既に三湯入ってしまっているため湯あたりを避けるためにお湯には浸からず、建物だけを見る目的である。
GWに入る前は湯量が減っているため閉館中であったのだが、GWには復活したらしい。
ここで食事でも食べられればという思いはあったのだが、やはり温泉設備しかないようで早々に諦めた。
 
この後宿へ戻るために川沿いに大きく街を迂回をしながら帰ることにした。
そうすると高校の真ん前に出てしまった。
先程、岡城跡にいた際に高校生と出逢っているのだが、高校は隣接して竹田高校と竹田南高校の2つある。
私が来たのは竹田高校の方だったのだが、既に明かりは消えひっそりとしていた。
高校に掲げられていた垂れ幕を見ると"山岳部"が高校総体に出ているような常連校らしい。
合併した竹田市の市域を考えれば、九州でも有数の登山エリアである。
久住連山と祖母傾連峰がある山域なので、登山および種類には事欠かない。
登山部がある高校は数少ないにもかかわらず、たまたまとは言えこの場に来てしまったのは偶然ではないと思う。(※)
 
高校の前を通り過ぎると、広瀬神社の鳥居に辿り着いた。
そのままホテルに戻り寝ることにした。
 
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旅行日:2016/05/02(Mon.)
写真: ホテルつちや
 

8/11〜8/13にかけて、北アルプス奥穂高岳(涸沢宿泊)に登山を行った。
8/12に奥穂高岳へ向けて登山中に、穂高岳山荘方面から"竹田"と書かれた同じウェアを来た高校生らしき10人弱の集団を見かけた。
この旅行で見ていた竹田高校の山岳部のメンバーではないのかと一瞬思ったが、大分から北アルプスには遠征をしないだろうと思って声はかけなかった。
 
先程、竹田高校の山岳部のWebサイトをみたところ、本当に穂高岳山荘に登っていた。
それよりもインターハイ込みで14日間合宿で、北アルプス登山前後泊が健康ランドというのも、高校生の部活動の範疇を超えてストイック過ぎる。
 
★竹田高校 山岳部通信『シェルパ』第161号
http://kou.oita-ed.jp/taketa/information/161.html
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