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2016年05月30日08:38

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朗読会

知人に朗読をされている方がいる。
彼女が朗読で幾つかの施設を周るボランティア活動をされているのは知っていた。
その方の仲間から誘われて朗読会に伺ったのが二ヶ月前。
その時、皆さんはプロか!と思うばかりの実力にすっかり圧倒され、この方達は明日にでも役者や、アナウンサーになれるんじゃないかとも思った。

その朗読会に再びお邪魔することになった時、主催者からいきなり「朗読に飛び入り参加してみませんか」とのお誘いがあった。
朗読会の前日である。

子供に絵本の読み聞かせをしたことならある。
子育てを終えたあとのことだ。
読む絵本を探すのも、選ぶのも楽しかった。

けれどこの朗読会は大人である。絵本を選ぶわけにはいかないし、本を選ぶ時間もない。
そこで6年前に趣味で書いた「ハイヒールは歌う」を読むことにした。
「あれは面白かったね」と当日ご一緒するHさんがそう言ってくださったからだ。

主催者にそのタイトルを告げたら
「あ、あれ私、好きだったのよ!」
と居合わせた女性に突然そう言われた。
だから、私はてっきりプロの書いたものに同じタイトルの作品があるのかと思った。
ところがその方は当時ブログで書いた私の作品をご存知だったのである。

すごく感激して、それが自信になったのだろう。
私が読む番になった時も家で練習した時より、噛んだり、詰まったりする回数は少なく済んだ。

ただ!

残念なことに最後のオチが初めて聞いた人にはすぐにピンとこなかったらしく、読み終わった後シンとしてる。

あれ?

私は林家三平の持ちネタよろしく
「あのー、今のはー、どこが面白かったかと言うとー」
と言いたい気持ちを抑えて恐る恐る聞いた。
「あのう…最後のオチ、わかりました?」

するとすかさず私のその作品が「好きだった」と言ってくださった方が「だからあ!」と焦れたようにオチを補足してくださった。

それで皆さん「ああ、そういうことだったのか!」と納得してくださったのだが、私は朗読が下手だったのか、作品が朗読向きではなかったのか、はたまた作品に問題があったのかと、軽く落ち込んだ。

つまりこれは、オチで落とせず、私がオチたというお粗末なオチの日記だということです。

それではお後がよろしいようで…
テケテンテンテン♪  

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