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2016年04月17日09:15

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旅行記(417:利礼2001夏<5>-礼文滝ツアー-)

海驢島ツアーが中止になった代わりとして"はなちゃんといく礼文滝ツアー"が開催されることとなった。
このツアーに参加する場合には、港での見送り後に昼食を買う事がお願いされていたこともあり、近くの商店でパンと飲み物を買った。
港から宿まで車で戻り、少し経ったのちに礼文滝に向かって歩いていくこととなった。
参加者は私を含めて11人(ツアーリーダーである元ヘルパーの"はな"さん含む)であり、昨日の8時間コースメンバーで私が参加した組で唯一島に残った女性も含まれている。
 
礼文滝まで行くので、途中の礼文林道分岐まで車に乗せてもらえれば楽なのにという思いがあるのだが、ツアーなので歩きは仕方ない。
今でこそ宇遠内から元地間は8時間コースのルートから外れたものの、礼文滝までは礼文町では歩けるルートとして案内していた(当時)のもあったので歩けるかもしれないと思っていたのだが、話を聞くと危険な個所が多いので推奨しないらしい。(※)
 
8時間コースの場合には礼文林道の道は下りコースとなるので楽なのだが、今回は逆ルートなのでとにかくだらだらとした登りが延々と続くのが悩ましい。
また8時間コースの場合にはコース終盤なので礼文滝分岐から、港からの車道までの距離は短いように感じるが、今回はルートの序盤であり1時間も歩かなければ礼文滝への入口にも着かないため、酷く遠く感じる。
ようやく礼文滝入口が見えてきたが、ここからはかなり急な下り坂となる。
滝というくらいなので谷筋(通称:ハイジの谷)を歩くのだが、一部急な道がある部分を除けば難易度は低いが、道自体がえぐれている部分が多く歩きづらい。
一気に海岸線まで下りていくと、礼文滝となる。
昔はこのルート上に隠れた名所があったらしいのだが、今は草に覆われて行くことすらできないらしい。
 
礼文滝に着いてみると、意外と地味である。
もう少し落差がある滝なのかと思っていたのだが10m少々と小さな滝である。
この島になければ名所にもならないような感じである。
元々小さな島な上に木々が少ない島(礼文林道は単なる草原地帯)なので純粋に水が流れている川があること自体が奇跡なので名所となりえるのだろう。
滝に着いたので、ようやく昼食休憩となった。
 
8時間コース閉鎖から4年経ったこともあり、面影が消えているのかと思えば意外と残っている。
海岸線にはそこそこ真新しい白いロープがかけられており、今でも歩けそうな気配がある。
このロープをつたって北側に行ってみると漁師さんがウニ漁をしていた。
観光客としては海岸線を歩けないだけで、地元の人はそれなりに利用している気配が伺える。
そのため最低限の維持はなされているのだろう。
礼文滝で1時間半程遊んだあとは、同じルートを通り桃岩荘まで戻った。
宿に着いたのは16時頃であった。
今日も前日までと同じようにお風呂に入り、夜のミーティングがあり夜が更けていった。
 
朝の話では、翌日海驢島ツアーを行うとの話だった。
しかし、明日から昆布漁解禁日となるらしく漁師さんの都合がつかなくなるため中止となった。
今期の海驢島ツアーは一回も行われずに終了となった。
 
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旅行日:2001/08/05(Sun.)
写真: 礼文滝, ハイジの谷, 海岸線(宇遠内方面)


旧8時間コース閉鎖から4年目となるが、当時は礼文滝から元地まで歩いた人の話をたまに聞くことはあった。
宇遠内から礼文滝まで歩いた人の話は既に聞くことはなかった。
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