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2016年01月18日20:28

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「パディントン」

1958年に第1作が出版されて以降、世界40カ国以上で翻訳され、3500万部以上を売り上げるイギリスの児童文学「パディントン」シリーズを初めて実写映画化したイギリス映画です。

真っ赤な帽子をかぶった小さな熊が、ペルーのジャングルからはるばるイギリスのロンドンへやってきました。
紳士的な熊はパディントン駅で人々に丁寧な言葉で話しかけますが、皆、通り過ぎてしまいます。
ようやく親切なブラウン夫人に声をかけられ、一晩ブラウンさん一家の家に泊めてもらうことになり「パディントン」と名付けられます。

パディントンは早速家を探し始めますが、初めての都会暮らしで、ドタバタ騒ぎの連続でした。次第に子どもたちとも仲良くなり、やがて町の人気者になっていきます。
しかし、パディントンをつけ狙う謎の美女が現れ・・・。

ユーモアたっぷりのハートウォーミングな映画ですが、ハラハラさせられるところもあり、家族の大切さ、人種(種族)は違っても相互理解が大事というテーマで、子どもも大人も楽しめる良い映画です。

ロンドンの駅や名所、街並みも嬉しくなるくらい見せてくれ、英国好きにはいっそう大いに楽しめます。
有名な赤い二階建てバスですが、以前二回行った時と違う、丸いフォルムの新型バスが走っていました。

「ハリー・ポッター」シリーズを手がけたプロデューサーのデビッド・ハイマンが製作。
パディントンの声は「007」シリーズのQ役や「追憶と、踊りながら」などのベン・ウィショーが担当。
謎の美女に扮したのはニコール・キッドマン、大女優なのに、ここまでやるのかと感心させられます。

ブラウン氏役は英国発の人気TVドラマ「ダウントン・アビー」で当主クローリー伯爵役を演じるヒュー・ボネヴィルで、同じく意外な面を見せてくれます。
ブラウン夫人役のサリー・ホーキンスは名前は知りませんでしたが、出演作を見ると、いろいろ見ていた女優さんでした。
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