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2015年04月12日08:38

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春の終わり

散る花を 惜しむ心やとどまりて また来ん春の たねになるべき

ー 西行 ー

おはようございます。

東京の桜はもうほとんどが青々とした葉に変わり、春の終わりを感じさせます。

自分は最近人の命についてよく思うのですが

この短歌のように自分が死ぬことによって、次の人の命になるのなら

死もまた必要であり、次の生を育む仮寝なのだと思えます。

先日、春雨に濡れる桜を撮りました。

自分の生を喜んでいるようでもあり、雨露と共に落ちる自身の生を儚んで泣いているようでもあり、とても印象的でした。
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