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2014年11月09日07:11

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旅行記(260:南予旅行<17>-内子座-)

フリーきっぷのフリー区間からは外れてしまうが、内子へ足を延ばした。
今回の目的の一つとして内子の街並みおよび内子座は外せない場所だったので行ってみることにした。
先程の卯之町とは異なり、こちらの内子の待ちにある観光地は月曜日でも通常営業でオープンしている場所が多かった。
 
内子という町は明治末から大正時代にかけて木蝋や生糸などの生産で栄えていた町である。
その関係もあり地元の有志で当時の娯楽である場所として創建されている。
今は歌舞伎座となっているのだが、時代によって使われ方は異なっていたようで映画館、演芸会場、商工会館ホールとなっていた時もあったようである。
最後に使用した内子商工会から内子町に所有権が移る際に、"内子座"として復元処理されて現在に至っている。
現在は歌舞伎劇場として時々演劇が行われているが、普段は内部見学ができる施設として公開されている(有料)。
 
行った日も公開日であり、持っていた割引券(JAL麗らか四国クーポンブック)を使い入場した。
館内に入ると目の前に舞台があらわれる。
歌舞伎劇場という事で当然花道、桝席なども存在する。
舞台上には法被が着られるようになっており、写真を自由に撮れるようになっていた。
私は法被こそ着なかったが、舞台立ち回り風な写真を年賀状用に撮って置いた。
 
舞台の床下にある奈落にある回り舞台装置(ほとんど石臼のようだった)も見る事が出来たのだが、この部分は昔のままとはいかなかったようで、完全復元とはなってはいなかった。
復元事業により現在も歌舞伎が行えるような舞台となっていることもあって、昔ながらの文化財を見学する部分と、現代でも舞台として使えるように改造した部分が混在する「古くて新しい施設」に生まれ変わっていた印象だった。
 
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旅行日:2014/04/28(Mon)
写真: 内子座(外観), 舞台, 舞台から座席方向
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