マシュー・オーガスティン編『明治維新を問い直す』九州大学出版会、2020年確か北岡伸一『明治維新の意味』の関連書としてヒット。アマゾンの評価が良いこともあって衝動買いしたけれど、とても良かった。2年前の明治維新150周年記念イベントとして開催され
「トルーマン・カポーティ 真実のテープ」2019年実はトルーマン・カポーティあんまり好きではないのです。元々『冷血』の文体が読みづらいと昔思ったし、フィリップ・シーモアが演じた15年前の映画「カポーティ」で何か下種なヤな野郎だなと思えたので。代表
フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督「ある画家の数奇な運命」2018年何年か前に観た「善き人のためのソナタ」が良かったので、行ってきました。既に先月から公開されているし、ミステリーのような次の展開を予測したり予想外の展開にハラハラし
ショーン・コネリーが亡くなりました。調べると既に2006年に引退を宣言していたそうで、その後14年も生き長らえたのだから大往生かもしれません。ショーン・コネリーと言えば007を連想する方が多いようで、実際名演と謳われているようだし、ボディビルで身体
原一男「れいわ一揆」2019年行ってきましたよ、れいわ新選組の昨年の参議院選挙活動を特にやすとみ歩に密着取材したドキュメンタリー。4時間以上もあるので途中で腰をやられるのではと心配でクッションを家から持参した程でしたが、いざ行ったらあっという間
ロン・ハワード監督「パヴァロッティ 太陽のテノール」 2019年ようやく観ることが出来ました、パヴァロッティのドキュメンタリー映画。もう御覧になった方も多いと思うので詳しい内容は省略しますが、や〜…やっぱり美声には開放感ありますね。映画なので多分
村上陽一郎編『コロナ後の世界を生きる』岩波新書、2020年今年の新書のマイベストになるかもしれないと思う程に読み応えありました。よくぞこれだけ多彩な方々を多方面から集めたなというのが書店で手に取って目次を眺めた時の第一印象でした。執筆者一人十ペ
フリークという程ではないけれど、昔からかなりのパン好きです。初めて意識したのは職場の後ろの席の同僚がパン好きで自分でよく焼いているという話を聞いた時だったかな?でもパン愛好者グループ「パンの会」に入ったのはそれより前だったような気もします。
ケネス・ブラナー監督「シェイクスピアの庭」2018年シェイクスピアは最晩年に筆を折り故郷に戻って夭折した息子の為に庭を掘り始めた。20年間、ロンドンで活躍中に放ったらかしにしていた妻子との心理的葛藤など、地味ながら濃密な会話劇に所々あっと驚く展開
ビル・コンドン監督「グッドライアー〜偽りのゲーム」 2019年最近いろいろ鬱々としていてゲームだの嘘だのをテーマにした映画は観る気にならなかったのですが、主演俳優の経歴を何気なくググったらビックリ。イアン・マッケラン、映画版「キャッツ」でも老猫