mixiユーザー(id:67124390)
日記一覧
- ハサミちゃん
- 2021年06月29日11:52
ハサミちゃんハサミちゃんは本名私の名前だ波沙美というのがほんとうのつづりだ浜辺をあるくのが好き浜辺に来ると いつも泣いてしまう理由はわからないけれど 檸檬をかじるときのなみだと同じだ私は檸檬をかじるといつも泣いてしまうだから私は浜辺を見ても
- Stanley Kubrick
- 2021年06月28日05:55
 |
 |
鬼才スタンリー・キューブリック。彼の名は知らずとも「２００１年宇宙の旅」の監督と言えば、多くの映画好きはピンと来る。彼ほど人間に肉迫した映画作家もいないと言われる。人間の真実。露骨に言ってしまえば�牴修韻糧蕕�剝がされた末の人間の姿�瓠�
- 半径５メートル 感想・後篇
- 2021年06月28日01:59
 |
第６号「黒いサンタクロース（後篇）」今回は舞台を愛知県西尾市の児童養護施設に移し、そこでの二折班の二人（宝子・風未香）と巻上社長（緒方直人）とのやりとりを描くことに終始している。そのせいもあって、全体に前篇の延長線上のエピソードであり、新味
- 半径５メートル 感想・前篇
- 2021年06月28日01:57
 |
第１号「おでんおじさん」冒頭のシーンがおもしろい。一見無関係な映像を流しながら、筋トレする芳根京子のあえぎ声だけ聴かせる手法は、これから何が起こるのか予測不可能な気持ちにさせる。内容を期待するに十分なオープニングであり、こういうところに演出
- 羽化
- 2021年06月24日22:46
羽化夏とは 夜明けの季節山々に充たされるべき風は未だねむっているなのに早や めざめるものがある原始が生むいのちよ数日のいのちよ啼くために生きているものたちよ死を愛(うつく)しんではならない夜明けとはかれらのかりそめの母星の小波が霽(は)れてゆく
- 檸檬のうた（つくりなおし）
- 2021年06月24日01:28
檸檬のうた水辺の菜くずである堰に菜くずがからまっている油が虹のように浮いているゆうやけなのだ死んでしまえと呟いた一 日 が 死 ん で ゆ く自分は一生を 棒に振った一生がいちにちで終わるとしたら自分は幾度 人生を棒に振るのだろうもどれない
- Aさん：宇宙人と宇宙を愛したいひとに
- 2021年06月23日02:38
Ａさん：宇宙人と宇宙を愛したいひとに一人旅のつもりだったかれは宇宙空間を旅している宇宙人だったこの 宇宙から来たひとは 地球のことばを話せなかったかれの声は地球人には聞こえない喉の構造が違っていたのだ地球のとある草原に降り立ったかれはさまざ
- コントが始まる
- 2021年06月21日23:20
「コントが始まる」とタイトルにあるが、実際のところは「コントが終わる」ドラマである。金子茂樹脚本のお笑い芸人たちを描いた青春ドラマ。この手の話というと、ピース又吉直樹の芥川賞受賞作品を板尾創路が演出した、映画「火花」がある。あれもおもしろか
- ちちははの寝言
- 2021年06月21日11:23
ちちははの寝言久方ぶりに生家に泊まった夜それはまだ父も母も元気だったころのことだ夜ふけ寝言を聞いた 母のだった含み笑いのようだった闇の中である隣の部屋で寝ている母とは板襖一枚で仕切られているだけであり寝言は丸聞こえだった驚いたのは奥の間で寝
- たとえば
- 2021年06月17日00:35
僕の場合、昔の曲を今も同じように聴いているのは、聴いている曲が時代を超えて「優れている」と思っているからであって、間違っても懐かしいからではない。ぼくは「懐かしい」などという、感傷にひたる頭脳を持ち合わせていない。優れた曲は50年経っても楽曲
- 月にぬれた路を
- 2021年06月17日00:11
月にぬれた路を月にぬれた 路を月をぬらして 歩むきつねの こん と啼くように声のない おはなし泣き寝したい 夜のさみしさは月の向こうを見つめるようにかなしく やさしい星にぬらされた 路を星をぬらして 歩むたぬきも こん と啼くように声のない
- 半径５メートル 第三部
- 2021年06月12日02:44
 |
第７号「ワンオペ狂騒曲」迂闊なことにぼくは今日まで「ワンオペ」という言葉を知らなかった。ワン・オペとはワン・オペレーション。一人作業のこと。種種雑多な仕事を同時に受け持ち独りでこなすことを指すのだそうだ。今回話題になっているのは「ワンオペ育
- 素数
- 2021年06月11日03:05
2、3、5、7、11、13、17、19、23、29、31、37、41、43、47、53、57、59、61、67、71、73、79、83、87、89、97、101、103、107、109、113、127、131、137、139、149、151、157、163、167、173、179、181、191、193、197、199、211、223、227、229、233、239、2
- ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ「自画像」
- 2021年06月10日12:10
ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ「自画像」「ゴッホは自画像のひと」そんなイメージを 自分(わたし)はもっている生活が苦しく モデルに恵まれなかったせいだろうかゴッホは自画像を多く残している自画像には彼の人間性が色濃く投影されている逆三角形のような
- 名画発掘（映画「此の岸のこと」）
- 2021年06月02日02:17
外山文治演出の２０１０年制作の短編映画である。ひとつ、特徴的でおもしろいのは、この映画、登場人物に一切の台詞がないことである。老いた良人（遠山陽一）が、認知症になってしまった歩けない妻（百元夏繪）を介護するという「老老介護」の話である。買い
