結婚申込の害について 時 帝政の終わりころ 場 タガンログの北、百露里あまり 人 語り手 アレクセイ ナターリヤ ステパン アンフィーサ ――その他、三人姉妹の人々(無言) 1.ブローゾロフ家の居間アンフィーサ (フェラポーントに
おき餅 これは戯曲連作「風土と存在」第四十六番目の試みである 時 二〇一六年八月八日日暮れの時刻 所 通天閣展望台劇場 人 熊沢僭弥(82) 息子 嫁 ※本作はVTR作品として発表される。 安物の焼き肉用のガスコン
アンドレア・ゲイルフォーゲル さあ、ここからはふたりだけのお芝居です。ご覧の通り、みんな追い払いました、もう邪魔は入りませんよ。あなたというヒロインを、この舞台は待っていたのです。デクトラ 信じられない…いったい何をしているのよ!フォーゲル
椋鳥の巣の下を 姥ヶ谷落とし暗渠異聞 ――これは戯曲連作「風土と存在」第四十五番目の試みである※本作の上演は禁止です。上演希望の方は「姥ヶ谷落とし」テキストをご利用ください。 時 初夏 所 東武伊勢崎線和戸駅東側 人
夢の光源 ――これは戯曲連作「風土と存在」第四十四番目の試みである 時 二〇一六年八月二十七日午後一時 所 関東の古民家 人 私 1.藤原景清蝉が鳴いてますね。私、今は注目されてるからなんとか声通ってますけど、これいったん