春たけなわ。桜はとうに若葉を茂らせコナラは萌えるような新緑を展開し始めた。あちこちから虫だよりも届きはじめ、心ざわめく季節がめぐってきた。 しかし休日(私の場合日曜日のみ)は雨か雑用に縛られてどこへも出ることができない。先月中に昨年からの
冬と春を行き来しながら日ごとに春の装いを色濃く感じるこの頃です。穏やかな陽ざしの日にはわずかな時間にも外に出てみたくなるものです。陽だまりの木立の挟間には越冬明けのタテハチョウやテングチョウが舞い、散歩道の足元にから不意に飛び立つのはコツ
夜風の温かさに明日は雨かと感じながら、ふと壁の灯火に魅かれて訪れた小さな蛾がいくつも舞うのを見つめる。寒暖を繰り返しながら着実に春に向かって季節は変わっていく。仕事の納期に追われ、原稿の締め切りに追いたてられ、季節の移ろいを感じる余裕も無
先日、すでに過ぎ去ったバレンタインデーのことだが、娘(上の娘)からプレゼントをもらった。ケーキを入れる紙箱を開けると中に鎮座していたのはベニテングダケ。もちろんチョコレートとクリームやクッキーなどでできている。先日昼休みにキノコ図鑑などを熱
何となく誕生日を迎えた。数えてみると中学生から始まった虫や人生も半世紀が過ぎ去ったことになるが、よく続いたものだと我ながら感心する。最近ではむしろあとどれくらい採集に出ることができるのだろうか、気持ちは焦るばかりだ。行ってみたいと思いなが
昨年から続く豊田市史の関連のまとめも何とかまとまりつつあるのですが、多くの執筆者が集まって1つのものを作り上げることの大変さを身をもって痛感しております。採集技術、文章力、洞察力、なにより重要なのがパソコンの知識だったというのが情けない。
いつもながらのことだが一年の過ぎる速さは早くなるばかりである。虫を始めた頃は発生期を逃し来シーズンまで待つ時間がものすごく長く感じたものであるが、最近ではまた来年があるさと簡単に諦めることができるほどの間隔となってしまった。相変わらずの忙