恒星間空間に旅立つモチベーションが侵攻だなどと云う間違った前提を、思考実験として小説に記しているのか?189ページ神の論理は折角の世界観を損なうんだが、キャラ設定として効果があるのかな。壮大な時間スケールではあるな。一切干渉せずに来たと思った
時間の幅が広く、行ったり来たりして何処に軸を打ち込むのかが見えたのか?150ページ『オーラリメイカー』時間軸が飛び回って、何とか繋がりが見えてくる。それぞれに語られてきた三者が相まみえる。連合と知能流と篝火、それぞれの源流が絡み合っていくのだ
何度か同じ行を読み返して、やっと理解出来る。それでも絵が頭に浮かぶのではある。116ページ何か既視感があると思ったら、グレッグ・ベアの『鏖戦』だったか!「軌道制御。それこそがオーラリメイカーの最大の特徴といえた。」← やっと対象の姿が見えて来た
流石に早川SFコンテストを通った作品だ。でも、偏りがある。異形の異星人迄神の概念を持つ必然性があるのか、その辺は難しい問題だ。77ページ『オーラリメイカー』どの時点のどこの星系で起きているのか、災厄としか云えない天体ショーがある惑星民を翻弄す
コミックがあった所為で随分数が増えたな。だって、あの名作がKindle Umlimitedなんだもん。2023年8月の読書メーター読んだ本の数:13冊読んだページ数:3769ページナイス数:26ナイスhttps://bookmeter.com/users/1615/summary/monthly/2023/8■時ありて [Ki
これがこの作家との出会いだった訳で、非常に観念的な宇宙SFに偏った才能だと認識している。39ページ『オーラリメイカー』初版は細部を忘れているが、印象として詳しい描写になっているように思う。まあコンテスト応募作で、粗さ、取り留めの無さが印象には
一冊の古本に挟まっていた、時を渡った書簡に導かれてエメットは、不確定性原理と戦争の記録に誘われる。書簡を交換していたのはある男性同性愛者同士で、逸れてはまた出会う運命に翻弄されていた。エメットも運命の流れの中に実はいたのだ。古い本と文学と、
トンデモこじつけな量子力学が静かに語られる。その上UFOだと。来たねえ。100ページエメットの探求は真実に迫っているのか? ある仮説に辿り着いてはいる。何だか怪しい話も出てきたが、それがSFってもんだ。チャネラーでもコンタクティでも何でも、ドン
いやあ、具体的な描写も出て来て、戦時中の男性同性愛の物語りなっちゃうんじゃないかと心配してしまった。読者に誤解させながら、しっかりと本筋に入っていく描写は流石だな66ページこのまま薔薇族小説に突進するんじゃないかと心配したけど、ソーンとシャフ
掴みはOKな感じ。伝法だけどハードボイルドな文体がいい。20ページまだ始まったばかり。舞台は近未来か?古本に挟まった手紙から過去を探る物語りらしい。これまでの所、SFらしいガジェットも設定も見ないが、作者が作者だからな、どうなる事やら。
とても静かな語り口で、大きな出来事の中の小さな人間の半生が綴られている。時代も激しさも違うが逢坂冬馬の『同志少女よ、敵を撃て』が思い起こされる、どうしてだろう。読了遂にイヴァンはラウリと面会する事が出来る。そしてカーテャを交えた会話が行われ
SFと云うには大人し過ぎるけど、そこにコンピュータ技術の変遷が織り込まれているんだなあ。164ページロシアのウクライナ侵攻を見れば、冷戦を知らない世代でもラウリ達が置かれた状況はわかるだろう。ソヴィエト連邦が崩壊し、その後衛星国家が翻弄された
抽斗の多い作家と認めている宮内悠介の、思いっ切り嗜好に走った小説。良くMSXの話題をツイートしてるもんな。僕自身もMSXを魔改造したり、プログラムを組んだりしゲームも遊んだもんだ。86ページこの半世紀以内の出来事を踏んづけて、ソヴィエト〜ロシ
『工作艦明石の孤独』の中盤で触れられた出来事を掘り下げた外伝。本編の登場人物は全くでない時空の違う世界での遭難と植民と文明の邂逅と軋轢の問題をハードSFとして描いた良作。着地点はそこか。エレモの進化過程とかいろいろ膨らむけど、それは置いとい
凄いなあ。『工作艦明石〜』自体は出てこないけど、ワープアウト時空のズレの問題や、異星の形成を深掘りしていくな。254ページそうか、イック・バンバラとミサナ・バンバラの辺りは、豊田有恒さんが書いた卑弥呼を主人公にした作品を思い出すのか。様々な歴
作者お得意の異文明との相互理解への道が描かれる。これは『侵略者の平和』でもあった実は同祖だった文明同士の問題だな。175ページ先住民の歴史を解き明かすことが入植者との関係にどう響くか不明のまま、遺跡の調査が行われる。地球上の社会でも南北アメリ
種族間の相互理解の問題と天体の物理的状況と、地球由来の文明の変質が複雑に絡み合っている。この先には科学的検証がなされるのだろう。92ページ『司政官』に似ていると云うか、色々ある物語の一つだ。新撰組や織田信長の事を書いた小説は無数にあるって事。
舞台は遠く離れるが、本編で核になっていた現象が波及した恒星系での物語り。緻密な考察が心地いい。21ページ「工作艦明石の孤独・外伝」と副題がついているだけでワクワクする。そして最初の数ページで眉村卓『司政官』シリーズファンは期待に胸を膨らませて
展開が速くて、合間合間の感想を書くのをすっ飛ばしてしまった。いや、猫を野辺に送ったりしたのもあるか。総じて、日本のロボットプロレスアニメが如何に海外に浸透しているかという事が解る。登場人物一覧を見てニンマリするか「バカヤロー!」と叫ぶかした
十六年と九カ月前に我が家にやって来た猫二匹。キジトラで短毛種のあんずは一昨年末に逝った。https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1981059478&owner_id=415360そして今日夜明け前に、長毛種のすももが後を追った。大往生だろう。人生を振り返れば、猫なんてい
まず題名と表紙絵で魅かれる。61ページまずは巻頭の注意書きと登場人物一覧を見てニンマリしてしまう。歴史改変ではなく、未来世界の物語りか。ケン・リュウがもっとエンターテインメントに寄って劉慈欣的な大風呂敷を拡げた様な、陳楸帆の『荒潮』のその先と
久し振りに知的興奮を味わった。恐竜学の解説書を読むのと同じ楽しさがあった。読了ソース焼きそばはお好み焼きと共にある。敗戦後の日本の食糧事情や流通に目を向けて論じられている。関西こそ粉もん文化の本場という認識は、後から形成されたのだと提示され
ジャズの歴史を辿る場合、象牙海岸にも奴隷制度にも南北戦争にもその後の人種差別にも触れないわけにはいかないよな。なお、「敗戦後」とあえて記している。170ページ敗戦後の食糧生産と輸入の現状、人工甘味料の認可・規制問題で、ソース焼きそばの容態が変
昔、高田馬場の都営荒川線寄りのガード下に、鉄板焼そばの屋台があったよな。たまに買っては、溜り場の音楽スタジオに持って行ったり、アパートで食べたもんだ。セブンイレブンでも安かったので、たまに買ったな。もう、日本人の心の味と云っても過言ではない
多彩な短編を残した人だった。星・小松・筒井の三巨頭が目立つが、SF第一世代を支えた人だった。概ね初期の短編・シュートショート集で、境界作品的なものから、ど真ん中のSFまで多彩。作者らしい文体が既に形成されている。また、アイデアの独自性が第一
はっきり云って第一作目のワクワクする興奮はなかった。あれは人間離れしたと云うか人外の怪物との戦いを制してボスキャラに迫る楽しさがあった。第二作で一気に消え去り、今作も無かった。最後にちょっと来たかな。何にしろ最初が最高傑作だな。第二作では、
『マンカインド』は飛んでたけどなあ。『第二開国』に寄っちゃったよなあ。読了時期が移って、昭和から続く「受験の為の学校生活」が描かれる。合格でゴールでない記述はまあよい。合間を縫って、ビヨンド・チャレンジの準備は進められ、それぞれのシナリオが
とんでもない寮監だな。しかし、登場人物たちの知識の方向が歪んでいる気がするんだが。それもSFか。252ページ仮想通貨を立ち上げるも、素人が運用できるわけもない。この辺フィクションとしては順当な流れだ。永興学園との交流は進むが、相手は耶蘇教系で
中弛みか。どっちの方向へ行きつくつもりだろうか?ただ、この蒼空寮ではまともな二十一世紀の社会人・技術者は育たない事は明白だ。148ページしかし、二十一世紀とは思えない寮生活だな。「鍛えられた」← 調教されたんだよな。「そこを使っていいのは三年生
『第二開国』みたく、方言と地方性のある名字がゾロゾロ。55ページSFなの? 確かにVR技術がお題だけど、それって既に日常じゃない。日付がほんの少し先か。「時代遅れだって言いたいわけ。」← 激しく同意。こんな事で技術者は育たない!南郷高校蒼空寮っ