府道135号線沿い高野台中学校の真向いの土手に黄色い花が乱れ咲いてゐます。
3mほどの高さの崖100mに亘って、枝垂れるやうに咲いてゐます。
ウンナンオウバイ(雲南黄梅)と言ふ黄色い花です。
梅とつきますが、実はジャスミンの仲間、モクセイ(木犀)科ソケイ(素馨)属の常緑蔓性低木です。
ソケイ属とはジャスミン属の意味ですが、ジャスミンのやうな芳香はしません。
同じソケイ属でやや小ぶりの「黄梅」がありますが、こちらは蔓性ではありません。
別名オウバイモドキ(黄梅擬)、ウンナンソケイ(雲南素馨)、オウバイソケイ(黄梅素馨)、と言ひます。
中国西南部の原産のため雲南の名が付いてゐて、日本には明治時代初期に渡来しました。
崖いっぱいに咲き乱れる姿は遠くからも目立ちますが、ここ2、3年叢が小さくなりました。
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