【仄聞諜報】甲「人生の中で思い出に残っているヒトですかぁ・・・ そうだなぁ、幼かった私が。。。駅で、母親にボコボコにされた時に、「なにもそこまでやらなくても」と止めてくれた老夫婦のことが忘れられない・・・」乙「なんと言うことでしょう。その老いら
雨 吉田嘉七 「ガダルカナル戦詩集」よりよべが火砲の音に暮れ、今宵はしとど雨に昏(く)る。 < つづく > 「定本 ガダルカナル戦詩集 」 創樹社 CE1972年11月25日 初版発行 27〜28頁より 東京都文京区本郷2丁目1
死臭の道 一兵卒の緬甸鎮魂歌 後記 藤吉淳之 歌集「屍臭の道」は、普通に言われている戦争詠ではない。しかし、戦時中、内地で、銃後の人々や、徴用されたり、被爆した人たちが、その悲惨なさまを、歌にしたものを、戦争の歌と称すれば、この歌集を、戦