死臭の道 一兵卒の緬甸鎮魂歌 後記 藤吉淳之 歌集「屍臭の道」は、普通に言われている戦争詠ではない。しかし、戦時中、内地で、銃後の人々や、徴用されたり、被爆した人たちが、その悲惨なさまを、歌にしたものを、戦争の歌と称すれば、この歌集を
続きを読む
空襲下に記す − 吉田嘉七 「ガダルカナル戦詩集」より憎さも憎し、敵機かな。朝早くより飛び来り、霰(あられ)とちらす機銃弾。川の流れを血に染めて、朝飯炊(かし)ぐ戦友(とも)の身を奪い去りしは彼なるぞ。 < つづく >
ログインでお困りの方はこちら
mixiニュース一覧へ