五味川純平。文庫本で全9巻の作品を読み通したのは3回目か。軍部と、その尻馬にのった政治、経済、そして庶民が一体となって奈落の底に堕ちるように軍国国家となり、他国を侵略して惨めな敗戦に至る経緯を、一中堅財閥の一家を通して描いた作品。まさに現代
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