★8月に読み終えた本 『大衆演劇へようこそ』おーちようこ〈電子ブック〉『風よ あらしよ』下巻 村山由佳★8月に見た映画(劇場) 『若き仕立て屋の恋 Long version』『タワーリング・インフェルノ』(?回目)21世紀に入ってから3回目『マイ・エレメント』
2週間のうちに3回も見るほど惚れ込んだのに、2回目3回目の観賞後にはほとんど何も書いていなかった。しかし名作過ぎるほどの名作で、物語自体はシンプルなので、ある意味「見れば分かる」作品。そのためあまり語る事がないというのも事実ではある。 本作
今泉力哉監督による映画が間も無く公開される原作漫画。電子ブックが半額で買えたので読んでみた。ラストで涙が頬を伝うほど感動した。一編の純文学を思わせる、驚嘆するほどの名作。金さえあれば本をたくさん買って皆に無条件で分け与えたくなるほどだ。 親
1.すばらしき大衆演劇の世界 8月13日、雨が降ったり止んだりして異常に蒸し暑い中、立川けやき座に一見劇団の公演を見に行った。一見劇団を見るのも、大衆演劇を見るのも、けやき座に行くのも、2016年の7月9日以来、7年と1か月ぶりだ。そもそもなぜ大
宝くじに当たったものの、酒に溺れて賞金を浪費。アル中となってどん底の人生を送る中年女の再起を描く物語。低予算のインディペンデント映画ながら、アンドレア・ライズボローがアカデミー主演女優賞にノミネートされた話題作。見事な人間ドラマの力作だった
歴史的大傑作。少年の心の動きを、ここまで繊細極まるタッチで描写した映画がかつてあっただろうか。もはや映画であることを超え、少年の魂の彷徨にそのままつき合ったかのごとき体験だ。見る前のイメージでは、てっきり思春期の少年たちの同性愛的なドラマだ
驚愕の傑作。純粋に「映画」としても良い出来なのだが、それ以上にこれは文化的・社会的な面で今年を代表する作品。この先何十年も 、2020年代を象徴する文化的モニュメントとして語り継がれることは必至。映画として以上に「時代の証言」として見ておくべき
最近あまりパッとしなかったピクサー映画が、久々に放った起死回生の1作。興行成績は出だしが不振で、またもや赤字が予測されたものの、その後 作品の良さが広がり黒字に転じたという話も納得できる。誰もが幸福になるピクサーらしい作品。当初あまり見る気