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日記一覧

2022年12月分覚え書き
2022年12月30日18:26

★12月に読み終えた本 無し★12月に見た映画(劇場) 『蜘蛛巣城』(5回目くらい?)『窓辺にて』(3回目)『月の満ち欠け』『ブラック・アダム』 『パラレル・マザーズ』『アフター・ヤン』『グリーン・ナイト』(2回目)『恋に落ちたシェイクスピア』(3

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2022年度日本映画ベストテン 1.窓辺にて2.ケイコ 目を澄ませて3.THE FIRST SLAM DUNK4.犬王5.猫は逃げた6.マイスモールランド7.川っぺりムコリッタ8.愛なのに9.千夜、一夜10.夜、鳥たちが啼く  11.土を喰らう十二ヵ月12.きさらぎ駅13.

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2022年に見た映画(配信等)『スパイダーマン2』(Netflix) 『アメイジング・スパイダーマン2』(Netflix) 『ワンダヴィジョン』エピソード1(Disney+) 『ワンダヴィジョン』エピソード2(Disney+) 『ワンダヴィジョン』エピソード3(Disney+) 『ワ

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2022年度外国映画ベストテン 1.グリーン・ナイト2.RRR3.ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地4.エルヴィス5.ウエスト・サイド・ストーリー6.スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム7.MEN 同じ顔の男たち8.英雄の

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【映画】『希望の樹』
2022年12月28日23:01

『希望の樹』  本年度最後の映画鑑賞。川崎市アートセンターでやっているジョージア(グルジア)映画祭で、はるか昔から心に引っかかっていた『ピロスマニ』を見たいと思ったのだが、どうせ見るなら何かもう1本…ということで、評価の高さで選んだのが本作

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2022年に見た映画(劇場)『偶然と想像』(2回目) 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』 『春原さんのうた』 『クライ・マッチョ』 『Coda コーダ あいのうた』 『さがす』 『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』

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2022年に見た舞台
2022年12月25日23:28

2022年に見た舞台NT Live 『リーマン・トリロジー』シネリーブル池袋1 1/9 劇団俳優座『カミノヒダリテ』劇団俳優座5階稽古場 1/11 平原演劇祭「神曲」読み合わせ会 駒場住区センター 1/16 文学座附属演劇研究所 卒業発表会『三人姉妹』Bチーム 文学座アト

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【演劇】2022年の舞台10本
2022年12月25日23:27

2022年の舞台10本 順不同。見た順番で10本。 俳優座『カミノヒダリテ』劇団俳優座5階稽古場 1/11平原演劇祭 田宮虎彦ロマンス劇場 豆茶房でこ 1/30演劇集団円『ピローマン』俳優座劇場 3/21青年団リンクやしゃご『きゃんと、すたんどみー、なう。』東京芸

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『かがみの孤城』  暮れも押し迫った段階で、また素晴らしい作品が届けられた。予告編にはまったく魅力を感じなかったので、もし監督が『河童のクゥと夏休み』『百日紅』などの原恵一でなかったら見向きもしなかった作品だが、これは見て大正解の痛切なファ

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2022年に見た美術展
2022年12月21日00:34

「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(東京都美術館) 国立西洋美術館 常設展 「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」(国立新美術館) 「ゲルハルト・リヒター展」(国立近代美術館) 国立近代美術館常設展 今年は全

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2022年に見たライヴ
2022年12月21日00:31

ハルカトミユキ(FEVER)1/10 三上ちさこ(下北沢SHELTER)5/25 Cocco(TOKYO DOME CITY HALL)6/7 マネスキン(チームスマイル/豊洲PIT) 8/18 三上ちさこ アコースティックライヴ(下北沢ニュー風知空知) 8/24 三上ちさこ Emergence Re: Live 2022(新宿レ

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『ケイコ 目を澄ませて』  耳が聞こえない実在の女性ボクサー小笠原恵子をモデルにした物語。あくまでもモデルであり、物語はほぼフィクションらしい。監督は傑作『きみの鳥はうたえる』の三宅唱。主演は岸井ゆきの。 スポーツものの王道的な感動ポイント

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『ラーゲリより愛を込めて』  多くの人と同様、感動の押しつけ的な甘々の予告編にうんざりし、積極的に見る気は起きなかったのだが、公開後の評判が良いので見ることにした。さすがは瀬々敬久(監督)と林民夫(脚本)のコンビ。情感に満ちてはいるが、予告

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『空の大怪獣 ラドン』  前に見たのは、おそらく小学校低学年の時。ラドンやメガヌロンが生きていた頃とあまり変わらぬほどの大昔だ。つまりちゃんと映画を見るようになってからは初めての観賞。一部オタク界隈では傑作として絶大な評価を得ているようだが

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三上ちさこ 20+2Anniversary Live 2nd-final (2022年12月16日(金)下北沢CLUB Que)    三上ちさこデビュー20周年記念ライヴ第2弾(コロナで2年延期のため+2が付いている)。そして私にとっても、fra-foa解散後、彼女のソロライヴを見るのはちょうど30

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『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』  全体的にはジェームズ・キャメロン映画の良い面と悪い面がどちらもパワーアップした、異常なボリュームを持つ作品だった。お腹いっぱい。だがこの作品、序盤/中盤/終盤の3つで大きく印象が変わるので、順を追っ

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【映画】『あのこと』
2022年12月16日00:27

『あのこと』  昨年のヴェネツィア映画祭金獅子賞受賞作品。原作は今年のノーベル文学賞を受賞したアニー・エルノー。芸術的なクオリティ重視なら見ないわけにいかない看板を背負った作品だが、正直あまり気乗りしなかった。妊娠中絶が犯罪だった1960年代初

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『THE FIRST SLAM DUNK』再見
2022年12月14日13:15

『THE FIRST SLAM DUNK』再見。  やはりしびれるほどの傑作。前回は、原作もアニメも知らない完全初見だったため、よく分からない部分やキャラの判別がつきにくい部分があったが、今回は映画で描かれていない部分なども勉強してきたため、前回の疑問点や誤

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『アバター』  続編『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』が今週末公開されるので、復習のため前作をDisney+で再見。調べてみると、13年前の公開時に劇場で3D字幕で2回、3D吹替で1回観賞しているので4回目。ただし2Dで見るのも劇場以外で見るのも今回が

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『MEN 同じ顔の男たち』  アレックス・ガーランドの新作。『ザ・ビーチ』の原作小説や『28日後…』『わたしを離さないで』などの脚本でも有名だが、これまでの監督作2本『エクス・マキナ』と『アナイアレイション』が最高に好きで、本作のアメリカ版ポスタ

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『夜、鳥たちが啼く』  私の好きな作家 佐藤泰志の短編小説を、今油が乗っている城定秀夫の監督で映画化した作品。脚本の高田亮は『そこのみにて光輝く』と『オーバー・フェンス』の2作で佐藤泰志作品に携わっているので、もはや自家薬籠中の物。本作も非

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『THE FIRST SLAM DUNK』  極めて有名な漫画だが、私は一度も読んだことが無いし、アニメも見たことがない。登場人物のキャラも知らないし、ついでに言えばバスケットボールにも全く興味が無い。THE FIRST SLAM DUNKとはまさに私のためにある言葉だが、そん

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『グリーン・ナイト』再見。  やはり目覚めながら見る夢のような映画。何から何まで好みであり、「自分にとって理想の映画」という意味で1つのスタンダードとなりうるほどの作品だ。ただその辺の魅力については最初の観賞時に語ったので、今回はテーマ的な

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『恋におちたシェイクスピア』  1999年の初公開時にもちろん見ている。ただ私が演劇を本格的に見るようになったのは、この少し後から。演劇やシェイクスピアについて遥かにくわしくなった今の方が楽しめるだろうとは思っていたが、予想をはるかに超えた感動

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『アフター・ヤン』1つ1つの要素はともかく、それらが総合された1本の映画としては、類を見ないほどユニークな映画。設定は紛れもないSFだが、描写は静謐そのもので、宣伝文句の通り確かに小津安二郎っぽいところもある。そして物語は、一風変わった設定を

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1975年製作のベルギー映画。イギリスの権威ある映画雑誌「サイト・アンド・サウンド」が10年ごとに選んでいる映画のオールタイムベストにおいて、本作が驚くような躍進を見せてベスト1に輝いたことで、今 大きな注目を集めている。 https://www.bfi.org.uk/

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【映画】『窓辺にて』
2022年12月04日01:07

3回目の観賞。初回で脚本の出来を絶賛したが、見れば見るほど、その緻密さに目が眩む思いだ。特に、同じモチーフ/同じ言葉/同じリアクションなどが別の登場人物によって随所で繰り返し演じられ、そのたびに少しずつ意味や色合いを変えていく構成は、空恐ろ

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【映画】『蜘蛛巣城』
2022年12月04日01:05

本日で終わりなのでもう一度見に行った。黒澤明の最高傑作は文句無しに『七人の侍』だが、久しぶりの再見で、ようやくこの作品の真価を理解することができて、本作が2番手か3番手につけた感がある。 そして今回の観賞では「『マクベス』の翻案」という観点

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死と暗闇と暴力と神秘に満ちたダークファンタジー。生きているうちに、こんな映画に再び出会うことが出来ようとは。個人的には「映画を超えた映画」。『ア・ゴースト・ストーリー』のデヴィッド・ロウリーが、今年ベスト級のとんでもない偏愛映画を生み出して

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なすしおばら映画祭用に作られた郷土映画/街興し映画だが、小規模ながら東京でも公開が始まった。何故そんなマイナーな映画を見たかと言えば、監督・脚本・編集の杉山嘉一という人物が四半世紀前からの友人だから。だがこの作品、実は最初に配信で見た時はま

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