近代文学をもう一篇。田山花袋の『蒲団』である。これは、実は結構昔から読みたいと思っていながら月日が経ってしまい、この近代文学マイブームに便乗して一気に読んでみた。まーなんつーか・・作品のあらすじは概ね知っていたんだが、原作にあたってみると、
長男の小学校の卒業式に出た。早いもので、つい最近入学したと思ったら、もう卒業。なかなかに立派に成長している長男の姿に感慨深いものがあった。それはそれとして。昨今の卒業式って「仰げば尊し」を歌わなくなったのねえ・・卒業式の定番として、国歌斉唱
漱石を読んで、近代文学に若干興味がわいてきたので、次は永井荷風『墨東綺譚』を読んでみた。こちらは、昭和初期(12年)の作品で、漱石よりやや時代が下る。永井荷風は、明治40年頃に文壇デビューしており、漱石とはわずかに時代が一致するのだが、なにせ長
前回、漱石のことを書いたんだけど、近代文学って意外と面白いかも・・と思い、つい調べてしまった。「新国語要覧」という高校の国語で副読本として使用されているものの概要をかいつまんでみた。こういうのって、作家の作品をあたってみないことには、実際に
夏目漱石は、ほとんど読んだことがない。子供の頃は『吾輩は猫である』を読み数ページで挫折、高校の頃『こころ』を教科書にて一部読み、大学の頃は近代文学の授業で『夢十夜』という短編を読んだきりだった。どうも、漱石というのは堅苦しい面白くない小説だ
先ほど、何の気なしにNHKをみていたら、昨年亡くなったスティーブ・ホーキングの特集をやっていた。ホーキング博士といえば、宇宙物理学の大天才で、理論物理学から理論のみでビッグバンの謎を解明したりなど、もはや説明不要だろう。(実は僕はその仕事内