この頃の僕は……新幹線で東京へ行き、夜光バスで撤収していた。途中、漫画喫茶で時間を潰すが、「ヤンデレ彼女(ヤンキーデレデレ彼女)」という漫画が新鮮だった。滋賀で酒屋の選考が合ったときも、東海道線の新快速に乗って、天王寺昭和町まで行った。バイト
去年の11月頃、僕は頻繁に通うファミレスでめっちゃ泣いていた。店員の(名札はないけどよく通ってたら覚えた)女の人に「大丈夫ですか〜」と心配されてしまった。泣いていた原因は明白だった。うちの母である。俺はこの頃、ある決断をしようとしていた。このま
僕は大抵の事ならやっていけると考えている。というかどこでも、仕事やらないと始まらない。俺にとって辛いのは、家に縛られていることだった。父親はとにかく、俺が仕事に出ようとすると、仕事にけちをつける。母は不安処理に俺を利用する。もういい加減にし